自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
★★
著者: 森博嗣
出版社: 中央公論新社
飛行機に乗り、戦う「ぼく」が主人公。「ぼく」は、空でしか笑うことができません。「生きる」ということにたいして深い意味を見出すことはないし、ただ飛ぶことだけが目的なのですが・・・
要約することが非常に難しい作品。
「スカイ・クロラ」シリーズ第2巻。『スカイ・クロラ』以前の物語。時系列的には一番最初の作品になるのではないか。そういえば、『ナ・バ・テア』単行本の表紙は、印象的な紅い夕焼け。『スカイ・クロラ』の青空の表紙とは、対照的です。
詩的というかなんというか、非常に淡白ながら凝った表現で埋め尽くされています。いくら読んでも、視界は澄み切っているのに何も見えない感じ。だからもやもやします。そもそも登場人物たちの過ごす世界は、どのような感じなのか分かりません、少し困惑します。しかし、そこらへんのことがだんだんどうでも良くなってきます。
それで、最後には、主人公自身の描き出す狭い「純粋」な世界のみが残されます。独特の雰囲気。悪くはないのだけど、好きでもない。
謎だらけ。いろんなことが分かりません。それらのことが解決されることは多分ないかも知れない、と思ったら3巻『ダウン・ツ・ヘヴン』というものがあったので、そちらへ進んでいってもやっぱりすっきりしないです・・・ う~ん、結局のところなんなんだ。
自森人読書 ナ・バ・テア
著者: 森博嗣
出版社: 中央公論新社
飛行機に乗り、戦う「ぼく」が主人公。「ぼく」は、空でしか笑うことができません。「生きる」ということにたいして深い意味を見出すことはないし、ただ飛ぶことだけが目的なのですが・・・
要約することが非常に難しい作品。
「スカイ・クロラ」シリーズ第2巻。『スカイ・クロラ』以前の物語。時系列的には一番最初の作品になるのではないか。そういえば、『ナ・バ・テア』単行本の表紙は、印象的な紅い夕焼け。『スカイ・クロラ』の青空の表紙とは、対照的です。
詩的というかなんというか、非常に淡白ながら凝った表現で埋め尽くされています。いくら読んでも、視界は澄み切っているのに何も見えない感じ。だからもやもやします。そもそも登場人物たちの過ごす世界は、どのような感じなのか分かりません、少し困惑します。しかし、そこらへんのことがだんだんどうでも良くなってきます。
それで、最後には、主人公自身の描き出す狭い「純粋」な世界のみが残されます。独特の雰囲気。悪くはないのだけど、好きでもない。
謎だらけ。いろんなことが分かりません。それらのことが解決されることは多分ないかも知れない、と思ったら3巻『ダウン・ツ・ヘヴン』というものがあったので、そちらへ進んでいってもやっぱりすっきりしないです・・・ う~ん、結局のところなんなんだ。
自森人読書 ナ・バ・テア
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