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自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
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★★★★

著者:  夏目漱石
出版社: 不明

  江戸っ子気質の、無鉄砲で、義に厚い「坊っちゃん」が主人公。坊っちゃんは、とにかくいたずらを尽くし、代わりにびしっと叱られて育ちます。父とも、兄とも仲が良くなくて、女中である清にだけ可愛がられました。父の死後、清と別れ、教師となって田舎へいきます。そこでは生徒の悪戯やら、教師内部の策謀やらにぶち当たります。それでも坊ちゃんはひるまず、しっかり怒り、愚直に自分の正義を貫き通します・・・・・

  昔1度読んだことがあったのだけど、高校1年になった頃にはすっかり忘れていました。「坊っちゃんは子どもの頃二階から飛び降りて腰ぬかした」とか、「坊っちゃんは教師になったのち、生徒に「天麩羅先生」と黒板に書かれた上に「しかし四杯は過ぎるぞなもし」とからかわれ、怒った」とかなぜかそういうところだけ覚えているんだけど、本筋がまったく思い出せない・・・

  なので再読。
  すかっとするおはなしだなぁと思いました。基本的に夏目漱石は面白くて軽くて、読み易い文章を書くけれど、その中でも『坊っちゃん』はずば抜けてすっきりしているのかも知れない、と感じました。だからこそ多くの人に愛されるのかなぁ・・・

  そういえば、万城目学の『鹿男あをによし』という作品があるのですが、作中に『坊ちゃん』に対するオマージュと分かる部分が結構あります。「マドンナ」の登場などなど。前からそれには気付いていたのに、迂闊にも見落としていた部分が多々ありました。『坊っちゃん』の作中人物・山嵐の本名って「堀田」。そして、『鹿男あをによし』のヒロインは「堀田イト」。

  昔の作品を読んでおくと、今の作品がもっと面白くなるなぁと思いました。わざとそういうふうな仕掛けをやるのが好きな人もいるし。


自森人読書 坊っちゃん
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