自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
主人公は、夏目漱石の家に居候している探偵小説好きな書生。彼は、癇癪もちで、世間知らずで、とにかくとぼけた漱石先生に悩まされながらも、彼と彼の家に現れる変人たちと名前のない猫に混じって楽しい毎日を送っていたのですが、おかしな謎がゴロゴロ現れ・・・
猫にこだわったらしき、事件が5つ起きます。
愉快な作品です。夏目漱石とその周囲に集まってくる変人達の掛け合いがおかしいです。でも、夏目漱石の『我輩は猫である』を読んだ後だともっと楽しめます。
柳広司は、当時の時事ネタ・出来事をうまくからめています。『ジョーカー・ゲーム』よりもこちらの方が僕は好きでした。
ミステリーYA!シリーズ。海堂尊『医学のたまご』、田中芳樹『月蝕島の魔物』、皆川博子『倒立する塔の殺人』などと同じ。
今日読んだ本
柳広司『漱石先生の事件簿―猫の巻』
今読んでいる本
奥泉光『鳥類学者のファンタジア』
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