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自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
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著者:  大森望、豊崎由美
出版社: PARCO出版

  大森望と、豊崎由美の対談。2人が日本のいろんな文学賞を紹介しつつ、その文学賞の褒められるべき点と、良くない点を挙げていきます。

  大森望、豊崎由美両人の凄いところは、とにかくなんでも読んでいること、です。読書量が圧倒的。「それ(書評)が仕事だから当然」ともいえるけど、凄いとしか言いようがないです。

  しかもその2人は、「メイン」とはいえないような読書領域を持っているところが強みです。大森望はSF、豊崎由美は海外文学(その上、純文学もきちりと読んでいる)を徹底的に読んでいるみたいです。だから、視野が広い。ベストセラーになるような「易しい」本だけしか眼中にないようでは面白い書評家にはなれない、ということがよく分かります。

  『文学賞メッタ斬り!』を最後まで読んでいると、「個人的にチェックしときたいと思うのは・・・ 新人賞では、メフィスト賞とファンタジーノベル大賞。新人賞ではない賞の中では、谷崎潤一郎賞、泉鏡花賞。その4つ以外はまぁどうでも良いや」という豊崎由美の言葉(と言いつつ、仕事だから他の受賞した作品も読むんだろうけど・・・)に頷かされます。

  とにかく『文学賞メッタ斬り!』は面白いです。どうしたら新人賞などをもらえるのか、という案内ではなくていろんな賞の紹介です。賞をあげるかどうかの決定の裏側には、人間関係やその賞の選考委員の人たちの好悪がからまっている、という2人の指摘は参考になります。

  まぁ基本的には賞なんて気にせず、面白い本を読んでいけばいいんだと思いました(面白い賞は押さつつ)。


自森人読書 文学賞メッタ斬り!
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