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自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
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★★★

著者:  伊藤明夫
出版社: 岩波書店

  自由の森学園の図書館にあったので、表紙がかわいいなぁ、と思い、手に取りました。(たぶん)細胞らしき四角い子が手と足を広げている絵です。細胞というのは、1個の生命体といっても良い、というようなはなしでした。自由の森学園の生物の授業でやってきたことをもう少し掘り下げたような内容でした。生物学って本当に面白いです。

  細胞にも、人間に手足や内臓があるのと同じように、いろいろな部品・パーツがあります。また、細胞には寿命があり、老いると死んでしまいます。老いた細胞がいなくなると、入れ替わりに新しい細胞が現われて、それぞれの役割を果たすのだそうです。

  1つ1つの細胞は、それぞれ活動して、役割を果たしています。そういった細胞が60兆個集まり、1人の人間が形作られています。恐ろしく複雑怪奇だなぁ、と思いました。小さい細胞も、もっと小さいもの達によって構成されているんだそうです。手塚治虫『火の鳥』を思い出しました。火の鳥に導かれて、ミクロの世界から、マクロの世界までを主人公がめぐっていく、という場面がありました。その全てに(科学的な意味じゃない)「生命」が溢れていたんだよなぁ・・・・・

  岩波ジュニア新書の中の1冊。岩波ジュニア新書って、とても良いなぁ、と思います。数ある新書のなかでも、とくに岩波ジュニア新書は面白い本が揃っている気がします。新書は、軽いから持ち運びに便利だし、行き帰り(2~3時間)だけで読めてしまうから、楽です。それでいて、重いものや深いものを含んでいたりするし。


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