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自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
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『動物農場』『象を撃つ』
ジョージ・オーウェルの短編集『動物農場』を読んでいる最中。

『動物農場』
ジョーンズ氏の荘園農場で飼育されていた動物達は、豚のメージャー爺さんに「人間がいるから動物は幸せになれない! 動物達よ結束するのだ!」と言われ、団結します。メージャー爺さんの死後、動物達はジョーンズ氏を追放。ナポレオンとスノーポールら有能な豚たちが動物を指導するのですが、いつしかナポレオンが権力を握るようになり・・・ 1945年に発表された寓話。

『象を撃つ』
私は、南ビルマで英国の警官として活躍しています。ビルマ人からは憎まれていますが、自分も英国の帝国主義には賛成せず、むしろ自分の仕事を憎んでいるくらいなので、ビルマ人の態度を否定することはできません。ある日、象が暴れていると連絡を受け、その地へ向かいます。象はもう少しで沈静化しそうでしたが、私は、私に従うビルマ人が千人近くもいるので撃たざるを得ず・・・

読んでいると、ジョージ・オーウェルの真摯な姿勢がよく分かります。『動物農場』はとくに興味深いです。社会主義それ自体を否定しているわけではなく、スターリンの専制を批判しているようです。今では常識ですが、彼ほど早く、鮮明に、スターリンの専制・全体主義を見抜いた人間は少ないのかも。


読んだ本
ジョージ・オーウェル『動物農場』
ジョージ・オーウェル『象を撃つ』


読んでいる本
ジョージ・オーウェル『動物農場』
フィリップ・ロス『さようならコロンバス』
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『象を撃つ』
『象を撃つ』のおわり頃、オーウェルは悟りますね。
 「原住民」を支配する白人の旦那は、「原住民」の期待にこたえ、感心させる行動をとらなくてはならない定めにあるのだ」と。
 さもなくば群衆は嘲るだろう。「東洋にいる白人の生活のすべては、ひたすら嘲られまいがための戦いだったのである」
 苦い洞察です。オーウェルにとっても、東洋人のはしくれとしても。

風紋 URL 2010/02/24(Wed) 編集
Re:『象を撃つ』
ほんとにそうですね。
オーウェルみたいに敏感でしかも正義感が強い人は生きづらかっただろうなぁ・・・ と読んでいて感じます。
 【2010/02/24】
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