自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
井上靖『敦煌』が面白かったです!
前からずっと気になっていたのですが、探すのが面倒でほったらかしに。ですが、読んでみたらあまりに面白くて、これまで読まなかったことを後悔しました・・・ 中国の歴史ものが好きな人間として失格だなぁ、という感じです。
北宋の時代、趙行徳という男が科挙を受けるために首都開封へ行きます。しかし最終試験・殿試の待ち時間に居眠りしていて、試験を受けられず、失格に。行徳は、とんでもない失態をしでかしてしまって茫然とし、ふらふらと首都を漂います。
すると異国の女が、豚肉と同じ扱いで売られているのと出くわしました。
思わず行徳が彼女を買って助けると、彼女は見慣れない文字だらけの紙をくれて去りました。行徳は、それが西方の国家・西夏の文字と知り、「西夏の文化を知りたい」と感じます。そして彼は、西方へと旅立ちます・・・
もうなんというか中国西方の圧倒的で壮大な自然と歴史が描かれていて、感動です。色んなものに翻弄されながらしぶとく生きる主人公が最後に果たすことは・・・
今日読んだ本
井上靖『敦煌』
今読んでいる作品
佐野洋『灰色の絆』
仁木悦子『山のふところに』
西東登『壷の中』
森村誠一『悪魔の飽食』
前からずっと気になっていたのですが、探すのが面倒でほったらかしに。ですが、読んでみたらあまりに面白くて、これまで読まなかったことを後悔しました・・・ 中国の歴史ものが好きな人間として失格だなぁ、という感じです。
北宋の時代、趙行徳という男が科挙を受けるために首都開封へ行きます。しかし最終試験・殿試の待ち時間に居眠りしていて、試験を受けられず、失格に。行徳は、とんでもない失態をしでかしてしまって茫然とし、ふらふらと首都を漂います。
すると異国の女が、豚肉と同じ扱いで売られているのと出くわしました。
思わず行徳が彼女を買って助けると、彼女は見慣れない文字だらけの紙をくれて去りました。行徳は、それが西方の国家・西夏の文字と知り、「西夏の文化を知りたい」と感じます。そして彼は、西方へと旅立ちます・・・
もうなんというか中国西方の圧倒的で壮大な自然と歴史が描かれていて、感動です。色んなものに翻弄されながらしぶとく生きる主人公が最後に果たすことは・・・
今日読んだ本
井上靖『敦煌』
今読んでいる作品
佐野洋『灰色の絆』
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森村誠一『悪魔の飽食』
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