森博嗣『笑わない数学者』は、S&Mシリーズ第3巻。
犀川創平助教授とその生徒・西之園萌絵は「天才数学者」天王寺翔蔵博士の住む、三ツ星館を訪れ、クリスマスパーティーに参加する。姿を現さない博士は、参加した人たちにプラネタリウムを見せた。その最中に庭にたっている巨大なオリオン像を消してみせ、翌日にはもとに戻すと言う。12年前にも同じことをやってみせた博士。いったいどうやって・・?
翌日、言葉通り、オリオン像はもと通りになっていた。しかもその像の前には死体が転がっていた。さらにもう1つ死体が見つかる。いったいどういうことなのか?
第1巻『すべてがFになる』と同じくらい面白かったです。第1巻のほうがインパクトがあったけど、面白さという点では劣らない気がします。それにしても、最後まで謎が残されたところがとても印象的でした。いろいろと考えることが出来て、興味深いです。
僕は、最後までオリオン像が消えたトリックが分かりませんでした。もやもやした感じで・・・ 夢水清志郎シリーズの江戸編に同じようなものがあったなぁ。
人類史上最大のトリック「それは、人々に神がいると信じさせたことだ」という犀川創平の言葉がとても印象的でした。
最近読んだ本
森博嗣『笑わない数学者』
今読んでいる本
森博嗣『少し変わった子あります』
池上彰『相手に「伝わる」話し方―ぼくはこんなことを考えながら話してきた』
犀川創平助教授とその生徒・西之園萌絵は「天才数学者」天王寺翔蔵博士の住む、三ツ星館を訪れ、クリスマスパーティーに参加する。姿を現さない博士は、参加した人たちにプラネタリウムを見せた。その最中に庭にたっている巨大なオリオン像を消してみせ、翌日にはもとに戻すと言う。12年前にも同じことをやってみせた博士。いったいどうやって・・?
翌日、言葉通り、オリオン像はもと通りになっていた。しかもその像の前には死体が転がっていた。さらにもう1つ死体が見つかる。いったいどういうことなのか?
第1巻『すべてがFになる』と同じくらい面白かったです。第1巻のほうがインパクトがあったけど、面白さという点では劣らない気がします。それにしても、最後まで謎が残されたところがとても印象的でした。いろいろと考えることが出来て、興味深いです。
僕は、最後までオリオン像が消えたトリックが分かりませんでした。もやもやした感じで・・・ 夢水清志郎シリーズの江戸編に同じようなものがあったなぁ。
人類史上最大のトリック「それは、人々に神がいると信じさせたことだ」という犀川創平の言葉がとても印象的でした。
最近読んだ本
森博嗣『笑わない数学者』
今読んでいる本
森博嗣『少し変わった子あります』
池上彰『相手に「伝わる」話し方―ぼくはこんなことを考えながら話してきた』
PR
この記事にコメントする
無題
私も『すべてがFになる』と勝るとも劣らず、と言う感じでした。素直に面白かったです。Vシリーズも並行して呼んでいるのですが、S&Mシリーズの方がすっきりしていて好きです。今回は哲学的な要素が、さり気なく、けれどしっかりと織り交ぜられていて、読み応えがありましたね。次も楽しみです。
無題
コメントありがとうございます。
S&Mシリーズは本当に面白いです。他のシリーズはまだ読んでいないのですが、森博嗣ファンの人に聞くと、「最初のS&Mシリーズが1番」らしい。出版年があとになるほど、謎解きとかが劣化していくと聞きました。いやだな・・
S&Mシリーズは本当に面白いです。他のシリーズはまだ読んでいないのですが、森博嗣ファンの人に聞くと、「最初のS&Mシリーズが1番」らしい。出版年があとになるほど、謎解きとかが劣化していくと聞きました。いやだな・・
カレンダー
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
カテゴリー
ブログ内検索
最新記事
(01/04)
(02/17)
(02/16)
(09/29)
(08/06)
(08/05)
(08/05)
(08/05)
(08/05)
(08/04)
最新TB
最古記事
(08/08)
(08/08)
(08/09)
(08/09)
(08/10)
(08/11)
(08/12)
(08/12)
(08/13)
(08/13)
アクセス解析