自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
やっと、S&Mシリーズ第10作目にたどりつきました。シリーズが、これでおしまいになるわけですが。なんだかやたらと長くなって、今までの巻の2倍位の厚さになっています・・・ 読むのに、疲れる・・・
正直、シリーズを通して見ると、最終巻『有限と微小のパン』は、1番の傑作、とはいえないなぁと感じました。もうミステリ小説というより、SF小説みたいな感じです。「真賀田四季」というキャラクターに、作者まで引きずられてミステリを逸脱してしまったような感じがします。
作者は、真賀田四季を天才だとやたら強調するけど。どうも、真賀田四季が天才に見えなくなってきてしまいました。なんというか、結局一般人と変わらない感傷を抱いたりするんだし。天才だ、と素晴らしさを語りすぎたことで、かえって天才に見えなくなるというのはおもしろい。
今日読んだ本
森博嗣『有限と微小のパン―THE PERFECT OUTSIDER』
今読んでいる本
遠藤周作『イエスの生涯』
ヘミングウェイ『老人と海』
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