自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
映画『チェ 39歳別れの手紙』を見ました。『チェ 28歳の革命』と対をなす作品でした。
最後まで自分の信ずるところを枉げずに生きるチェ・ゲバラの姿が印象的でした。孤立して、悲惨な道をすすんでいくことになるのだけど、やっぱりかっこ良い。
権力・抑圧者(アメリカ・ソ連の両大国)に尻尾を振っていれば、キューバでそれなりの生活ができたはずです。でもそれは我慢ならない、ということでチェ・ゲバラは、キューバを飛び出し、貧困と抑圧に苦しむ国々へ向かいます。
しかし、ボリビアでは、ソ連の圧力を受けたボリビア共産党が協力してくれなかったために、山奥で孤立します。しかも、その土地の農民たちとも良い関係を築くことができず、チェ・ゲバラたちは、追い詰められていきました。キューバの時とはまるで逆な状況です。そして最後には、チェは捕われて処刑されました。
しかし、彼は死によって「人民のために闘った最高の英雄」になったと言えるのかも知れない、と感じました(死んで欲しくないけど)。
キューバ革命が終わった後、キューバの政府首脳にとどまり続けていれば、ここまでチェ・ゲバラは有名にはならなかったはずです。そして、「世界中の誰からも愛される人」という評価を受けることはなかった。
チェ・ゲバラの凄さは、全てを捨てて、再び革命へと旅立ったことではないか、と何かに書いてあったけど、その通りだなぁ。1度は権力を握る側になったのに、それを惜しげもなく捨ててみせるなんて本当に誰にもまねできないようなことです。多くの革命家たちは権力を握った途端に豹変。それを守ることばかりに気をとられ、権力闘争やらなんやらを繰り返し、醜い姿を見せて、人々を失望させました。
それと全く逆の位置を占めるのがチェ・ゲバラなのだろう、と思います。本当にかっこ良いなぁ・・・
最後まで自分の信ずるところを枉げずに生きるチェ・ゲバラの姿が印象的でした。孤立して、悲惨な道をすすんでいくことになるのだけど、やっぱりかっこ良い。
権力・抑圧者(アメリカ・ソ連の両大国)に尻尾を振っていれば、キューバでそれなりの生活ができたはずです。でもそれは我慢ならない、ということでチェ・ゲバラは、キューバを飛び出し、貧困と抑圧に苦しむ国々へ向かいます。
しかし、ボリビアでは、ソ連の圧力を受けたボリビア共産党が協力してくれなかったために、山奥で孤立します。しかも、その土地の農民たちとも良い関係を築くことができず、チェ・ゲバラたちは、追い詰められていきました。キューバの時とはまるで逆な状況です。そして最後には、チェは捕われて処刑されました。
しかし、彼は死によって「人民のために闘った最高の英雄」になったと言えるのかも知れない、と感じました(死んで欲しくないけど)。
キューバ革命が終わった後、キューバの政府首脳にとどまり続けていれば、ここまでチェ・ゲバラは有名にはならなかったはずです。そして、「世界中の誰からも愛される人」という評価を受けることはなかった。
チェ・ゲバラの凄さは、全てを捨てて、再び革命へと旅立ったことではないか、と何かに書いてあったけど、その通りだなぁ。1度は権力を握る側になったのに、それを惜しげもなく捨ててみせるなんて本当に誰にもまねできないようなことです。多くの革命家たちは権力を握った途端に豹変。それを守ることばかりに気をとられ、権力闘争やらなんやらを繰り返し、醜い姿を見せて、人々を失望させました。
それと全く逆の位置を占めるのがチェ・ゲバラなのだろう、と思います。本当にかっこ良いなぁ・・・
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