忍者ブログ
自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
[78] [79] [80] [81] [82] [83] [84] [85] [86] [87] [88]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

★★★★

著者:  横溝正史
出版社: 角川書店

  昭和12年11月25日。岡山県の、旧本陣の末裔である、一柳家の屋敷で結婚式が行われました。式は無事終了し、一柳賢蔵と久保克子の夫婦は離れへと向かいました。

  その夜、屋敷に悲鳴と激しい琴の音が響きました。久保克子の義父、銀造らが離れに駆けつけると、新郎新婦が血塗れになって事切れていました。枕元には、家宝の名琴「おしどり」が転がり、庭には血に染まった日本刀が突き刺さっています。そして、雪の降りしきる周囲には足跡は一つも残っていませんでした。完璧な密室の中での殺人事件が起こりました・・・

  日本初の本格的推理小説と絶賛された物語です。素晴らしいの一言に尽きます。何度も映像化されています。

  金田一耕助、大好きです。あのかっこ悪いようなよく分からないところがかっこいいです。でも、金田一耕助が事実に気づいたときにはいつももうすでに手遅れなんだよなぁ。血みどろの惨劇が終わったあとに謎解きされても・・・ という感じが少しします。

  そういえば、「本陣」というのは、むかし、大名や旗本、幕府役人が宿泊する宿に指定された家のことです。特権を持っていたそうです。


自森人読書 本陣殺人事件
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
URL
コメント
パスワード Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
ウェブサイトhttp://jimoren.my.coocan.jp/
カレンダー
02 2024/03 04
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
ブログ内検索
最新CM
[07/03 かおり]
最新TB
バーコード
アクセス解析
Powered by ニンジャブログ  Designed by ゆきぱんだ
Copyright © いろいろメモ(旧・自由の森学園図書館の本棚) All Rights Reserved
忍者ブログ / [PR]