自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
★★
著者: 恩田陸
出版社: 集英社
時を越えて巡り合うエリザベスとエドワード。なぜか2人は出会った途端に分かれなければなりません。1974年のロンドン、1932年のロンドン近郊、1944年のロンドン、1871年のシェルブール、1978年のロンドン、1905年のパナマ、1978年のロンドン、1603年のロンドン、1969年のフロリダ、1855年のオックスフォード、1978年のロンドン。物語の舞台は次々と変わっていきます・・・
とてもロマンチックな小説です。
めくるめくメロドラマ、という感じなのですが、SFというか、ファンタジー小説でもあります。歴史ものとしても楽しめます。純粋なミステリーではないけど、大きな謎を追求する小説としても読めます。いろんな要素が入り込んだ、いかにも恩田陸らしい小説。
恩田陸という人の凄さがよく分かる作品なのですが、読んでいてとにかく疲れました。時系列はバラバラだし、章が変わるごとに出てくる人も変わるので混乱するのです(あと、章ごとの落差が激しい気がする。面白いものと面白くないが混在している、というか)。挫折しかけました・・・ よく最後まで読めたものだ、と自画自賛したくなります。
そういえば、萩尾望都の『ポーの一族』を連想しました。雰囲気は似ている、かも知れない。
途中に挟まれた絵画が良い感じです(各章の前に絵画が置かれてあり、章のタイトルはその絵画の名前を貰っている)。
自森人読書 ライオンハート
著者: 恩田陸
出版社: 集英社
時を越えて巡り合うエリザベスとエドワード。なぜか2人は出会った途端に分かれなければなりません。1974年のロンドン、1932年のロンドン近郊、1944年のロンドン、1871年のシェルブール、1978年のロンドン、1905年のパナマ、1978年のロンドン、1603年のロンドン、1969年のフロリダ、1855年のオックスフォード、1978年のロンドン。物語の舞台は次々と変わっていきます・・・
とてもロマンチックな小説です。
めくるめくメロドラマ、という感じなのですが、SFというか、ファンタジー小説でもあります。歴史ものとしても楽しめます。純粋なミステリーではないけど、大きな謎を追求する小説としても読めます。いろんな要素が入り込んだ、いかにも恩田陸らしい小説。
恩田陸という人の凄さがよく分かる作品なのですが、読んでいてとにかく疲れました。時系列はバラバラだし、章が変わるごとに出てくる人も変わるので混乱するのです(あと、章ごとの落差が激しい気がする。面白いものと面白くないが混在している、というか)。挫折しかけました・・・ よく最後まで読めたものだ、と自画自賛したくなります。
そういえば、萩尾望都の『ポーの一族』を連想しました。雰囲気は似ている、かも知れない。
途中に挟まれた絵画が良い感じです(各章の前に絵画が置かれてあり、章のタイトルはその絵画の名前を貰っている)。
自森人読書 ライオンハート
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