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自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
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★★★★

著者:  米澤穂信
出版社: 角川書店

  何事に対しても消極的な立場をとり、「省エネ主義者」を自認する折木奉太郎は、高校に入学した後、外国から手紙をよこす姉の手紙がきっかけで「古典部」に入部。実はこの3年間入部者が皆無だったため潰れかけていたのですが、彼の入部によって古典部は廃部をまぬがれます。彼は、1人で呑気にしていようと思っていたのですが、些細な謎にも異常な関心を示す少女・千反田えるが入部してきたことで状況は一変。さらに、奉太郎にとって親友にして宿敵でもある福部里志が加わります。

  彼らは、古典部伝統の文集はなぜ『氷菓』と名づけられたのか考えることで、33年前におきた「ある事件」の謎にも挑むことになります・・・

  なんとなく全体的に地味な印象を受けます。わざと大きなところをはずして、小技で固めているみたいな感じです。少し退屈な気分になりますが、読み始めたならば最後まで読んだ方が良いと思います。そうしないと、米澤穂信の良さは分からない。

  ラスト、『氷菓』の意味が判明した時、衝撃を受けました。薄ら寒いです。

  主人公、折木奉太郎は「灰色」の青春を送ろうとしている男なのですが、同じように作者もけっこうひねくれている感じがします。そこが良いです。

  第5回角川学園小説大賞ヤングミステリー&ホラー部門奨励賞受賞作。米澤穂信のデビュー作。〈古典部〉シリーズの第1作目。


自森人読書 氷菓
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