忍者ブログ
自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
[1519] [1518] [1517] [1516] [1515] [1514] [1513] [1512] [1511] [1510] [1509]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

★★★★

著者:  海堂尊
出版社: 文藝春秋

  桜宮市の東城大学医学部付属病院は、天才外科医・桐生恭一を招聘し、彼を中心にして、「チーム・バチスタ」を結成します。桐生恭一は、失敗する確率が非常に高いバチスタ手術を20件以上、次々と成功させていきました。それはチーム・バチスタの奇跡と呼ばれました。ですが、最近になって相次いで3回も手術が失敗。不定愁訴外来の田口医師は、高階病院長に依頼され、その事態を調査するのですが・・・

  快作。とても面白かったです。

  最初は田口が丹念に事態を調査していきます。単調にならないように、人の書き分けがきちりとなされています。前半だけでも、作者・海堂尊は凄い人だなぁと感じました。

  しかし、中盤から「ロジカル・モンスター」白鳥圭輔が登場してくるともっと楽しくなってきます。白鳥は全てをぶっ壊して前進していきます。本当に傍若無人。「ロジカル・モンスター」とか言うわりには、ただ単に相手を怒らせるだけの調査手法も笑えます。

  基本的な構造は、古典的なミステリ小説と何も変わらないのに、「医療」という題材が新しいからかなぜか斬新な小説に見えます。あと、社会やマスコミに対する鋭い批判が盛り込まれているところも良かったです。そして、重いテーマを扱いながらも軽快に進んでいくところも読みやすくて良いです。

  第4回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作。海堂尊のデビュー作。


自森人読書 チーム・バチスタの栄光
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
URL
コメント
パスワード Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
『チーム・バチスタの栄光』
チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599)海堂 尊 by G-Tools 海堂尊。 映画を見て面白かったので、原作に当た...
URL 2010/10/04(Mon)13:44:14
ウェブサイトhttp://jimoren.my.coocan.jp/
カレンダー
07 2019/08 09
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
ブログ内検索
最新CM
[07/03 かおり]
バーコード
アクセス解析
Powered by ニンジャブログ  Designed by ゆきぱんだ
Copyright © いろいろメモ(旧・自由の森学園図書館の本棚) All Rights Reserved
忍者ブログ / [PR]