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自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
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★★★

著者:  大原まり子
出版社: アスペクト

  『戦争を演じた神々たち』の続編。連作短編集。『カミの渡る星』『ラヴ・チャイルド(チェリーとタイガー)』『女と犬』『世界でいちばん美しい男』『シルフィーダ・ジュリア』収録。

  『カミの渡る星』
  自分の治めていた惑星をクデラによって滅ぼされ、惑星アテルイに流されたロボットはツキをトーテムとして再び迫り来るクデラと戦うことになります。

  『ラヴ・チャイルド(チェリーとタイガー)』
  父を知らぬ妹は、母と顔も知らぬ兄を嫌悪しつつ冷酷な人間に育ちますそんなある日、兄が現れ、惑星環境装置になると告げるのですが・・・

  『女と犬』
  謎の女と黒い犬は、世界のあらゆるところに偏在しています。いったい彼らは何者なのか・・・?

  『世界でいちばん美しい男』
  惑星デルダドには奇怪な生物たちが棲息しています。その中で凛々しく生き抜いていく緑色の恐竜少女。その惑星に墜落したクデラの調査員はその緑色の少女と出会います。

  『シルフィーダ・ジュリア』
  クデラ軍と戦うキネコキスの誕生を書いた物語。これまた壮大で神話的。

  前作ほどの衝撃は感じなかったのですが、やはり考えさせられますです。象が撃ち殺されるシーン(『女と犬』)が印象に残りました。描写はあっさりしているのにはっとさせられます。人間が命を大切にしていない、ということをここまではっきり分からせてくれる光景があるだろうか、と感じました。


自森人読書 戦争を演じた神々たちII
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