自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
★★★
著者: 上橋菜穂子
出版社: 講談社
主人公は、獣と心を通わせることができる少女・エリン。闘蛇(戦闘用の獣)が一時に何匹も死んでしまったために飼育係の母親が処刑され、彼女は孤児となってしまいます。そして、蜂飼いのジョウンに育てられることに。エリンは、その中で獣を愛し、とくに王獣という神の獣に惹かれ、王獣の医術師になることを目指すのですが・・・・・
非常に丁寧で丹念。少し冗長ではないか、と感ずるほど。
物語の始めで、いきなりお母さんが死んでしまってびっくり。しかも、よく分からない部分が多くて戸惑います。それに全然話が展開しないし。まぁ先に進むと面白くなるのですが。
上橋菜穂子の長編ファンタジー小説。
押し付けの善意ほどたちの悪いものはないということを思い知らされます。この物語の中でも、大公など権力者たちの「善意(けっこう理不尽というか、国が第一の考え方なのだけど)」が人を不幸に追いやる様子が印象に残ります。政治や権力と言うものを、難しい言葉は使わずにエリンの視点に立って見つめていく部分は面白いです。
しかし、全体的にとにかくゆったりしているなぁ・・・ もう少しスピーディでも良かったのに、と僕は感じてしまいました。
コミック化、アニメ化されています。
自森人読書 獣の奏者I 闘蛇編
著者: 上橋菜穂子
出版社: 講談社
主人公は、獣と心を通わせることができる少女・エリン。闘蛇(戦闘用の獣)が一時に何匹も死んでしまったために飼育係の母親が処刑され、彼女は孤児となってしまいます。そして、蜂飼いのジョウンに育てられることに。エリンは、その中で獣を愛し、とくに王獣という神の獣に惹かれ、王獣の医術師になることを目指すのですが・・・・・
非常に丁寧で丹念。少し冗長ではないか、と感ずるほど。
物語の始めで、いきなりお母さんが死んでしまってびっくり。しかも、よく分からない部分が多くて戸惑います。それに全然話が展開しないし。まぁ先に進むと面白くなるのですが。
上橋菜穂子の長編ファンタジー小説。
押し付けの善意ほどたちの悪いものはないということを思い知らされます。この物語の中でも、大公など権力者たちの「善意(けっこう理不尽というか、国が第一の考え方なのだけど)」が人を不幸に追いやる様子が印象に残ります。政治や権力と言うものを、難しい言葉は使わずにエリンの視点に立って見つめていく部分は面白いです。
しかし、全体的にとにかくゆったりしているなぁ・・・ もう少しスピーディでも良かったのに、と僕は感じてしまいました。
コミック化、アニメ化されています。
自森人読書 獣の奏者I 闘蛇編
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