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自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
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★★

作者:  霞流一
出版社: 勁文社

  戦前に活躍したミステリ作家・大阪圭吉に捧げられた作品。

  コハダトーイという玩具会社を創った小羽田伝介は、幻の機関車・C63型蒸気機関車を再現。息子にプレゼントします。息子は「虎徹号」と命名し、それを中央線で走らせようとしました。しかし、そのお披露目の日、出発駅である北別府駅で死体が発見されます。しかも、「虎徹号」が虎のお面を被った2人組に乗っ取られ・・・・・

  最後の最後に、面白い仕掛けがあります。

  霞流一は「バカミスの第一人者」といわれているそうですが確かに阿呆らしく(その上かなり残酷)、すっ呆けたような謎解きと展開が多いです。だけど、僕はもっとアッと言わせてほしかったので、いまいち釈然としない気もしました。たとえば、鯨統一郎が書いているような作品こそがバカミスなのではないか。なので、あまり高い評価にならないです。

  まぁ作品自体の「バカっぽさ」はかなりのもの。バカの力が遺憾なく発揮されています。登場人物たちと彼らの奇天烈な挙動はなかなか面白いです。とくにキラリ(蜂草輝良里)という針師の女性がおかしい。警察にもつてがある人、一応の探偵役。

  合わない人は合わないだろうアクの強い作品。


自森人読書 スティームタイガーの死走
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