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自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
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★★★

著者:  芦辺拓
出版社: 集英社

  ミニコミ誌「オンザロック」をともにつくっている13人の学生達は、元病院の古びたアパート「泥濘荘」を借りてそこに下宿していました。12月のある日、彼らは地下レストランに繰り出し、アイドル並みの美貌を誇る水松みさとらも加えて忘年会を行い、楽しみます。しかし、十沼が「泥濘荘」に帰ると、鯖田の死体がぶらさがっていて・・・

  凝ったミステリ小説。吊り首、毒死、枕刺しなどなどいろんな方法で人間が次々と殺されていきます。しかも、密室で。あまりにもたくさん人が殺されます。もう誰が誰だかわからないくらい。登場人物が全員死んでしまうのでないか、と不安になりました。

  二部構成。

  第一部は十沼の手記という体裁をとっています。散漫で、ぐちゃぐちゃな印象を受けました。二部は多分、もう少し客観的な視点から書かれています(それでもやっぱりごちゃごちゃしていますが)。探偵、森江春策が本格的に登場するのは二部になってから。

  たくさんでてくる謎はけっこう面白かったけど、最後の辺りの謎解きには唖然とします。そんなに都合良くいくか、と言いたくなりました。あと、文章がガサガサしていたのが気になりました。アクが強い、といえばいいのか。とにかく読みづらいです。物語自体はなかなか面白いのに・・・

  第一回鮎川哲也賞受賞作。芦辺拓のデビュー作。


自森人読書 殺人喜劇の13人
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