自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ			
			
		
						★★★
著者: 島本理生
出版社: 角川書店
主人公は大学二年の女性、泉。彼女は高校の頃の演劇部顧問、葉山先生に恋していました。2人は離れ離れになっていたのですが、卒業生も含めて演劇部の公演を行うという話になり、再び再開することになります・・・
清冽な恋愛小説。さーっと流れていく文章が読みやすいです。「最高!」と絶賛する人がいるけどそこまで凄いとは感じませんでした。江國香織などの先駆者のあとを追っているようにしか見えません。でも決してつまらないということはないです。手厳しくけなしまくる人もいるけど、地の文は凄く綺麗だと思うし、とにかく読みやすいです。
気になったのは会話の日本語。綺麗過ぎて、ちょっと違和感がありました。演劇やっている人たちだからしっかりした日本語を喋る、といわれたらまぁ納得しないでもないけど、ここまで整った日本語を喋る人がいるのだろうか? あと、臭いセリフが結構たくさんあるのですが、現実にそのようなことを言う人がいたら逆に気持ち悪いのではないか? まぁこれは小説だから良いのか。
気になる点はいろいろあるけど、面白いです。「女学生が恩師に恋する」という設定は、昔からありがちだし、ある意味ではベタともいえます。ちょっと陳腐のような気もするけど、著者が上手に物語を運んでいくので、気になりません。
というわけで★3つ。
2006年第3回本屋大賞ノミネート作(6位)。
自森人読書 ナラタージュ
																				著者: 島本理生
出版社: 角川書店
主人公は大学二年の女性、泉。彼女は高校の頃の演劇部顧問、葉山先生に恋していました。2人は離れ離れになっていたのですが、卒業生も含めて演劇部の公演を行うという話になり、再び再開することになります・・・
清冽な恋愛小説。さーっと流れていく文章が読みやすいです。「最高!」と絶賛する人がいるけどそこまで凄いとは感じませんでした。江國香織などの先駆者のあとを追っているようにしか見えません。でも決してつまらないということはないです。手厳しくけなしまくる人もいるけど、地の文は凄く綺麗だと思うし、とにかく読みやすいです。
気になったのは会話の日本語。綺麗過ぎて、ちょっと違和感がありました。演劇やっている人たちだからしっかりした日本語を喋る、といわれたらまぁ納得しないでもないけど、ここまで整った日本語を喋る人がいるのだろうか? あと、臭いセリフが結構たくさんあるのですが、現実にそのようなことを言う人がいたら逆に気持ち悪いのではないか? まぁこれは小説だから良いのか。
気になる点はいろいろあるけど、面白いです。「女学生が恩師に恋する」という設定は、昔からありがちだし、ある意味ではベタともいえます。ちょっと陳腐のような気もするけど、著者が上手に物語を運んでいくので、気になりません。
というわけで★3つ。
2006年第3回本屋大賞ノミネート作(6位)。
自森人読書 ナラタージュ
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