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自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
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★★★

著者:  鹿野政直
出版社: 岩波書店

  幕末から、太平洋戦争にかけて活躍したいろんな人の物語。

  渡辺崋山、吉田松陰、坂本龍馬、福沢諭吉、内村鑑三、市川房枝、大杉栄、山川菊栄、中山みき、中江兆民、吉野作造、美濃部達吉、岡倉天心、河上肇、戸坂潤、出口なお、北一輝、朝河貫一などなど・・・ 合計25人の人たちのことが各6ページくらいで書かれています。一通り、明治維新から太平洋戦争までの歴史を知ってから読むととても楽しいです。

  人名を列挙しても意味が無いので、僕の気になったことだけ書いていきます。やっぱり有名人が多いなぁ、というのが気になりました。吉田松陰、坂本龍馬、福沢諭吉はものすごい有名人だし。、内村鑑三、美濃部達吉、岡倉天心といったそこらへんは教科書に載っているんじゃないかなぁ、多分。もう少し知られていない人のことを取り上げて欲しかったです。

  ぼくは、福沢諭吉のことがあんまり好きじゃありません。明治初期、最も日本に影響を与えた偉大な人なのかも知れないけど、好きになれない。やっぱり福沢諭吉が、1万円札にふさわしいような気がしません。じゃ誰がふさわしいんだ、と聞かれると答えられないけど。ぼくが勝海舟びいきだからかなぁ。

  福沢諭吉は、勝海舟のことを変節者として非難しています。でも僕は、勝海舟こそ、明治維新の影の立役者だった、と思っています。鯨統一郎の『邪馬台国はどこですか?』じゃないけど。もしも勝海舟がいなかったら明治維新はなかったし、すんなりと明治新政府が成立することはなかったと思います。関東地方が焼け野原になって、双方甚大な被害がでたんじゃないかなぁ・・・

  やっぱり中江兆民は必ず登場するなぁ、と思いました。自由民権運動の先頭を走った人なので、彼を抜かす訳には行かない。あと「天皇機関説」を訴えた美濃部達吉も抜かす訳には行かないのか。

  これを読めば広くいろんな思想家のことが分かります。昔から、みんな同じこと考えてきたのかなぁ、という気がしてきます。面白いです。


自森人読書 近代国家を構想した思想家たち
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