自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
今日は陳舜臣の書いた『インド三国志』を読みました。
日本ではちょうど江戸時代が始まった頃。インドをほぼ支配するムガル帝国と、それに抵抗するマラーター族や他の勢力との熾烈な戦いが始まっていました。
しかも、ムガル帝国は内側でも戦いが絶えませんでした。帝王が死ぬたびにその息子たちの間で激しい戦いが繰り広げられたのです。言葉通りの殺し合いです。後継者争いに敗れれば、目をえぐられたり、殺されたり酷い目にあいました。
後継者争いは、王子達にとっては、「王か、死か」の争いでした。
ムガル帝国の混乱と衰退の原因はそこらへんにあるそうです。
ちょうど東インド会社の進出が始まる前で、おしまいでした。作者は、まだ続きを書きたいと考えているそうなので、未完ということになります。
中国の歴史を長らく書いている陳舜臣が、インドからアジアの歴史を見つめていったもの。けっこう面白いです。読んでいて、アジアの大国、中国とインドの歴史のことをもっと見つめていきたいなぁと改めて思いました。インドのことって全然知らないなぁ・・・
今日読んだ本
陳舜臣『インド三国志』
今読んでいる本
佐藤優『世界認識のための情報術』
飯嶋和一『黄金旅風』
陳舜臣『英雄ありて』(再読)
太宰治『人間失格』(再読)
積ん読
遠山啓『現代数学対話』
坪内稔典『季語集』
日本ではちょうど江戸時代が始まった頃。インドをほぼ支配するムガル帝国と、それに抵抗するマラーター族や他の勢力との熾烈な戦いが始まっていました。
しかも、ムガル帝国は内側でも戦いが絶えませんでした。帝王が死ぬたびにその息子たちの間で激しい戦いが繰り広げられたのです。言葉通りの殺し合いです。後継者争いに敗れれば、目をえぐられたり、殺されたり酷い目にあいました。
後継者争いは、王子達にとっては、「王か、死か」の争いでした。
ムガル帝国の混乱と衰退の原因はそこらへんにあるそうです。
ちょうど東インド会社の進出が始まる前で、おしまいでした。作者は、まだ続きを書きたいと考えているそうなので、未完ということになります。
中国の歴史を長らく書いている陳舜臣が、インドからアジアの歴史を見つめていったもの。けっこう面白いです。読んでいて、アジアの大国、中国とインドの歴史のことをもっと見つめていきたいなぁと改めて思いました。インドのことって全然知らないなぁ・・・
今日読んだ本
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