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自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
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今日は灰谷健次郎のエッセイ、『遅れてきたランナー』を読みました。
『遅れてきたランナー』

走ることによって生きることが豊かになる・・・
『遅れてきたランナー』は、そんなメッセージがこめられている本です。
だいたい下のような構成。

1章 灰谷健次郎のエッセイ
2章 淡路島座談-灰谷健次郎・高石ともや・山西哲郎
3章 わが「食学」考
4章 「住」と自然を語る
5章 沖縄・渡嘉敷島へ


エッセイの中では、灰谷健次郎がホノルルマラソンを走ったことなどが書かれています。

淡路島座談を読むと、機械文明への痛烈な批判が強く感じられます。灰谷健次郎・高石ともや・山西哲郎3人が3人とも、同じことを述べています。
う~ん、いまはその当時よりさらに状況は悪化しているなぁ・・・・・

「わが「食学」考」の中で、灰谷健次郎は食学の大切さを訴えています。
自由の森学園では、食学を一応はやっている感じだけどなぁ・・・
でも、カップめんばかり食べている人も多いです。
理論があっても実践ができていないなぁ。

「沖縄・渡嘉敷島へ」の中で、灰谷健次郎は、淡路島の自然が企業によってどんどん破壊されていくことに怒り、しかしそれを止められず、見るに耐えない。だから美しい沖縄の渡嘉敷島へ移る、と書いています。

しかし、今では・・・
渡嘉敷島の自然も昔より悪くなった、と渡嘉敷の人たちは言います。オニヒトデによって、サンゴは食いあらされ、世界一美しいといわれた海が壊されていく・・・
僕は去年、渡嘉敷に行ってその海に入ってきたけど、とても綺麗だと感じました。昔は、あれよりももっと美しかったのか・・・ どれだけきれいだったんだろう。想像できないほど凄かったのかなぁ・・・


今日読んだ本
灰谷健次郎『遅れてきたランナー』

今読んでいる本
山極寿一『ゴリラとヒトの間』
米澤穂信『さよなら妖精』
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