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自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
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恩田陸の『不連続の世界』を読みました。「木守り男」、「悪魔を憐れむ歌」、「幻影キネマ」、 「砂丘ピクニック」、「夜明けのガスパール」などの5つの短編が集められています。著者・恩田陸自身が「集大成」と語っていると知って、まぁその言葉の意味は分かるかなぁとは思ったのですが、「傑作」というほど面白いとは思いませんでした。

なんというか、なんというのだろう。う~ん、恩田陸ワールド全開で、読んでいてとても疲れる、というか。

最後の一編は衝撃的だったけど。でもなぁ、やっぱり疲れる。つまらなくはないんだけど、こちらが引き寄せられている感じで、恩田陸に「読まされている」気がして疲れます・・・ 確かに面白いんだけども。


最近読んだ本
恩田陸『不連続の世界』

今読んでいる本
藤野千夜『少女怪談』(再読)
金谷治『孟子』
森博嗣『詩的私的ジャック』
森博嗣『スカイ・クロラ』
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無題
TBありがとうございました。
最後の話、なかなか衝撃的でしたね。え?ってなってしまいました。
恩田ワールド、私も疲れるときもあります。
ちきちき 2008/11/13(Thu) 編集
無題
こちらこそありがとうございます。
読み終わってみて、恩田陸ワールドに呑み込まれてしまったような気分です。疲れた・・
だいち 2008/11/13(Thu) 編集
無題
同じくTBありがとうございました。
ふわふわとしたなんとも掴みどころがなような・・・でも最後に現実をつきつけられましたね。
「疲れた」とおっしゃるのわかります{%げっそりwebry%}
nora-taka 2008/11/13(Thu) 編集
無題
こちらこそありがとうございます。
う~ん、不意打ちをくらったと言えばいいのかなぁ。面白いんだけど、恩田陸の著書を読むとどきっとするし、疲れます・・・
だいち 2008/11/14(Fri) 編集
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不連続の世界(恩田陸)
「月の裏側」に登場した多聞が主人公の短編集。
URL 2008/11/13(Thu)11:35:46
不連続の世界
JUGEMテーマ:読書 夜行列車の旅の途中、友人は言った。「俺さ、おまえの奥さんは、もうこの世にいないと思う。おまえが殺したから」――『月の裏側』の塚崎多聞、再登場!これが恩田陸版トラベルミステリ! 幻冬舎HPより 『月の裏側』(幻冬舎文庫)に出てくる登場人物が再登場ということだったので、『月の裏側』を読むつもりだったんですけど、時間がなくて断念。『月の裏側』って読んだかどうかあやふやで、いい機会だと思ってたので残念…。 面白かったです。 恩田さんのこの路線のお話が一番好きです。こういうのをもっと書いて欲しい… お話の方は多分ホラー系ミステリなんだけど、例によって怖さをあんまり感じられない私…(^_^;) ぞわっと系なんだろうとは思いますが。 どのお話も寸止め、というかもうちょっと読みたいなあというところで終わってる印象。 でも雰囲気あるので、こういうもんだと思いながら読んでました。 『夜明けのガスパール』が印象に残ってます。 友達と夜行列車に乗って怪談しながら夜を明かし、讃岐うどんを食べに行くという設定はこんな短編で使ってもったいない、とかちょっと思ってしまいました。 ただ、ネタの方があんまり好みじゃなくて、微妙な気持ちになりました。
URL 2008/11/13(Thu)20:54:26
「不連続の世界」恩田陸
不連続の世界 恩田 陸 「月の裏側」塚崎多聞が主人公の短編集。初出「ポンツーン」「パピルス」 「月の裏側」ではたしか30歳になったところだった多聞。「木守り男」では20代後半って言ってます。次の「悪魔を憐れむ歌」でもジャンヌとは結婚してない感じです。ってことは「盗まれる」前の話。 「砂丘ピクニック」の楠巴も言ってたけど、いろんな「不思議」な話に巻き込まれる多聞。キャーっていうんじゃなくて、ちょっぴりゾクっとする物語ばかりでした。 エジプトのピラミッドの中に太陽の舟っていうのが埋まっているけど、さかさまになっている。とか昔の日本の人は蜃気楼は蛤のはいた気で起こると考えていた。とか、縮小と拡大の概念を子どもに理解させる為にする十倍や十分の一の話など、多聞がする雑学が面白いです。
URL 2008/11/13(Thu)21:17:42
不連続の世界 〔恩田 陸〕
不連続の世界恩田 陸幻冬舎 2008-07売り上げランキング ≪内容≫ 「俺さ、おまえの奥さんは、もうこの世にいないと思う。―おまえが殺したから」 『月の裏側』の塚崎多聞、再登場! 詩情と旅情あふれる、恩田陸版「...
URL 2008/11/14(Fri)19:51:51
「不連続の世界」 恩田 陸
 『月の裏側』の塚崎多聞再び!のトラベルミステリー。多聞が不可思議を呼ぶのか、不可思議な事象が多聞を引き寄せるのか、彼の行く先々には怖い空気が影のように佇んでいる。そういえばこの本に先立って読んだ恩田さんの本のタイトルが『きのうの世界』だった。意識して選んだわけではないが、世界続きになった。世界シリーズじゃん!内容はまったく関連性がないものの、妙な符合の一致が面白かった。不連続の世界に戻ろう。ちょっと不思議だな、怖いよね、なんだろう、気にかかる、目の前に転がってきたささやかな謎。遣り過ごしてもいい、踏みつけてもかまわない(痛い~)、手に取るかは自分次第。命や生活を脅かす切迫した問題ではないが、多聞は拾ってみる。この多聞という男の在り様が面白い。周りの人物評を借りると、彼は開かれた状態であり、世間のどこにも属さない、通り過ぎるだけの人間ということなのだ。この特異性が発揮されたのが『月の裏側』だろうか。といっても音楽ディレクターという生業をこなし、社会にもちゃんと適合している。どこか飄々とし、表面的には窺い知ることのできない、多聞の特異な色が物語りに潜む怖さと調和している。五つの短篇はどれも外れなしで、面白かった。恩田さんの短篇というと、長編の為の習作みたいな位置にある作品もあるが、本書はみっちりとした短篇が並んでいる。度々名前があがる『月の裏側』は、多聞初お目見えの作品であるが、未読でもまったく問題はない。前後がどちらになったとしても、両方合わせて読むとなおよしである。ひたひたと沁み込んでくる恐怖、物語に浸透する水分量の多さが好きなので、『月の裏側』はお薦めしたい作品ではある。
URL 2008/11/16(Sun)20:34:13
ウェブサイトhttp://jimoren.my.coocan.jp/
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