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自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
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★★★★

著者:  長倉洋海
出版社: バジリコ

  戦場を撮るカメラマン、長倉洋海。彼が、たぶん僕くらいの高校生に向けて書いてくれた本です。自分の道というものは、誰も教えてくれない。自分自身の眼で世界を見て、自分自身の手で地図を描かかないと。そう教えてくれます。そんなに押し付けがましくなく。

  長倉洋海は、アフガニスタンやコソボ、エル・サルバドルに行っています。そして幾多の戦場の写真を撮ってきました。けれども戦争を撮るというより、現地に生きる人たちの姿を撮っているそうです。殺し合いの隣で生きている人たちはたくさんいます。そして殺しあっている人たちにだって生活があります。

  アフガニスタンの英雄アフマド・シャー・マスードとも友達だったそうです。彼はタリバーンに対抗する勢力・北部同盟の副大統領、軍総司令官、国防相でした。けれども、長倉洋海はそういった面ではなくて、マスードの人間としての一面を撮ろうとしています。テレビや新聞では報じられない部分です。とても凄いな、と感じました。

  なぜかあまり報道されませんが、アフガニスタンではいまでも自爆テロが相次ぎ、混乱が続いています。でももしも彼が生きていたら、ここまで血みどろの事態に陥ることはなかっただろうといわれます。アフマド・シャー・マスードは、アメリカ同時多発テロ事件の2日前に暗殺されました。

  テレビや新聞を読んだだけで分かったつもりになるのは確かに危険です。自分で疑って、自分で考える、そういう大切なことをもう1度振り返らせてくれるいい本です。少し文章が読みづらい気がしました。でも、それを補ってあまりある内容があります。


自森人読書 ぼくが見てきた戦争と平和
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