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自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
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舞城王太郎『世界は密室でできている』を読みました。
やっぱり舞城王太郎、期待を裏切る事はないのだけど、想像を絶することもないなぁ。ありえない推理の答えとか、つながってどこまでもきれない文章はさすがだけど、もうだいたい予想の範囲内という感じです。

耐性がついた、ということなのかなぁ。最初、『熊の場所』を読んだときは、なんて凄いんだと感動みたいなものを覚えたんだけどなぁ・・・ それとも今回はぶっ飛びがそれほどでもない、ということなのか。エログロ描写といわれそうなものはほとんどないです。『煙か土か食い物』みたいに、やたらめったらに暴力が飛び出したりはしません。そこらへんにいそうではないけど、ある程度は普通な2人の少年が主人公です。

ルンハバ12が活躍してくれるのが嬉しいです。『煙か土か食い物』ではあっさりと退場してしまって、とても残念でした。今回は大活躍です。次から次へといろんな事件を解いていきます。おー、頭良い、というかぶっ飛んでいるなぁ・・・ よくそんなことが考えられるなぁ・・・

昨日読んだ本
舞城王太郎『世界は密室でできている』

今読んでいる本
プラトン『ソクラテスの弁明・クリトン』
遠山啓『現代数学対話』
小泉武夫『いのちをはぐくむ農と食』(再読)
森博嗣『封印再度』
坪内稔典『季語集』


積ん読
川端康成『伊豆の踊り子』
金谷治『孟子』
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世界は密室でできている。:舞城王太郎
「何とかと煙は高いところが好きと人は言うようだし父も母もルンババも僕に向かってそう言うのでどうやら僕は煙であるようだった。」―煙になれなかった「涼ちゃん」が死んで二年。十五歳になった「僕」と十四歳の名探偵「ルンババ」が行く東京への修学旅行は僕たちの“世...
URL 2008/11/16(Sun)21:43:14
◎◎「世界は密室でできている。」 舞城王太郎 講談社ノベルス 760円 2002/4
舞城作品をどれか一冊読んでみたいという方にお薦めの作品である。というか、舞城が目指そうとするリアル文体小説(命名:聖月)の中では、完成されたバランスのよい作品なので、舞城を読みたいとか、舞城は“まっ、いいじょう、読まなくて”とかそんな個々の思いやポリシーには関係ないところで、やはりこの作品、ひとつの小説のかたちとして、読め、読め、読めの一冊である。今の小説のかたちがここにある。リアル文体小説の。 これまでの著名な作家、無名な作家が上梓してきた小説も、すべてリアルではあったのだが、これは小説という暗黙の作法の中でリアルであって、実際の世の中のリアルさとは別のものであった。評者の日常を...
URL 2008/11/18(Tue)08:49:04
舞城王太郎のことども
◎◎ 『煙か土か食い物』 ◎◎再読再評価 『煙か土か食い物』 ◎◎ 『暗闇の中で子供』 ◎◎再読再評価 『暗闇の中で子供』 ◎◎ 『世界は密室でできている。』   ◎ 『熊の場所』   ◎ 『阿修羅ガール』   ○ 『九十九十九』   ◎ 『山ん中の獅見朋成雄』   ◎ 『好き好き大好き超愛してる。』 ◎◎ 『みんな元気。』   ○ 『SPEEDBOY!』 ◎◎ 『スクールアタック・シンドローム』   ◎ 『ディスコ探偵水曜日』
URL 2008/11/18(Tue)08:50:06
『世界は密室でできている。』舞城王太郎
三島由紀夫賞を受賞して話題になった舞城王太郎の作品。変わった文体の人です。 タイトルに「密室」なんて書いてありますが、ガチガチの密室モノを期待していると肩透かしを食います。密室が出てくる青春小説だと思って読むと結構面白いです。薄くて読み易いし。ミステ....
URL 2008/11/24(Mon)03:04:59
『世界は密室でできている。』舞城王太郎(密室本)
世界は密室でできている。 舞城王太郎/講談社ノベルス 煙になれなかった「涼ちゃん」が死んで2年。15歳になった「僕」と14歳の名探偵「ルンババ」が行く東京への修学旅行は、僕たちの「世界と密室」をめぐる冒険の始まりだった…。本編が封印された「密室本」。 なんて「愛」に溢れた作品でしょうか。素晴らしい。天才。 ルンババの姉、涼ちゃんの死という惨いシーンからスタート。最初はとっつきにくかった文体も徐々に加速を増して愛おしさに変化。うおぉー初めて体験する世界観だ。すごい、すごく面白い。おまけに訴えかけてくるものがダイレクトに伝わってくる。流れる文章も気持ちよく、元気に飛び回る友紀夫やルンババその仲間たちの一喜一憂にそのまんま自分も感化されて思わず入り込んでしまう。 作中のルンババの名探偵ぶりも見逃せない。暴力シーンやちょっとあっち行っちゃっている狂った世界も本来ならば引いてしまうかもしれないのに何故にこんなに愛しいのか。それはきっと時々垣間見る繊細な部分が大きく全体を包んでいるからなのかも。 イラストは舞城王太郎氏のものによるもの。めちゃくちゃ上手いんです。この人多才です。まだこの一冊しか読んでいないのですが、すでに惚れ込んでいます。スカッとしながらもじんわり。あー、こんなに素敵な作品に出会えて幸せです。ギュッとしているイラストは暖かく優しい。最高です。 読了日:2002年5月24日
URL 2008/11/26(Wed)18:10:54
ウェブサイトhttp://jimoren.my.coocan.jp/
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