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自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
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森博嗣『スカイ・クロラ』を読みました。結局、映画は見にいかなかったので、周りの人が比べているのを見てもなんとも言いようがないのですが。原作はとても面白かったです。詩的、というのか。きれぎれの思考がうまい具合に書かれていました。最後らへんとか、圧巻です。

政府の委託を受け、ショーとして民間会社が戦争をやっている近未来の世界。キルドレという永遠の少年・少女たちが戦闘機に乗って、敵と戦うというストーリーです。だけど、どういう世界なのかという説明や、戦局の説明は、ほとんどありません。主人公の、ぼんやりとした夢の中にいるような視点から全てが語られます。

いろんな謎が少しずつ残ったような感触が・・・ う~んもやもやしたものが残りました。

読んでいて、やっぱり森博嗣の文章だなぁ、と思いました。
最近は森博嗣の本を片端から読んでいます。あと、舞城王太郎も読み尽くそうと、どんどん読んでいます。あとは、いろんな種類の新書をばらばらと読んでいる感じです。

これまで全然読んだ事のない作家が読みたいなぁ、と今考えています。川端康成とか。

最近読んだ本
森博嗣『スカイ・クロラ』

今読んでいる本
藤野千夜『少女怪談』(再読)
金谷治『孟子』
坪内稔典『季語集』
森博嗣『詩的私的ジャック』
杉山登志郎『発達障害の子どもたち』
プラトン『ソクラテスの弁明・クリトン』
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「スカイ・クロラ」森博嗣
「スカイ・クロラ」森博嗣(2001)☆☆☆★★ ※国内、小説、近未来(?)、飛行機、プロペラ機 蒼空と白い雲の装丁が素晴らしい。 某S・N・Sでの知人の評価の非常に高い作品。ほかの方々の評価も高い。ということで、読んでみました。 読みはじめは「男の子」の小説かと思いました。ここでいう「男の子」ってのは、記号論、象徴論的な「男の子」という意味で、性未分化時期の「男の子」的な意味合い。飛行機大好き、メカ大好き、そぉいう匂いの「男の子」。勿論、そぉいう女の子もいるでしょう。...
URL 2008/11/13(Thu)20:19:12
『スカイ・クロラ』/森博嗣 ◎
~~僕はまだ子供で、    ときどき、    右手が人を殺す。    その代わり、    誰かの右手が、    僕を殺してくれるだろう。~~   (本文より引用) この夏、押井守監督で映画化(アニメ)されるそうですね。見てみたいなぁ。押井さんなら期待以上の作品に作ってくれそうな気がする。
URL 2008/11/13(Thu)22:26:47
森博嗣の「スカイ・クロラ」シリーズ
森博嗣の「スカイ・クロラ」シリーズはキルドレの草薙水素を通じて、平和な世界で生きる我々日本人に対して生きる事の意味を問いかけているように感ずる。いったい何のために生きているのかと。
URL 2008/11/13(Thu)23:06:20
アニメ映画化――森博嗣【スカイ・クロラ】
押井守監督によるアニメ映画化。2008年8月12日より全国公開。 声の出演は菊地凛子、加瀬亮、谷原章介、栗山千明。 eiga.comの記事 スカイ・...
URL 2008/11/14(Fri)09:35:06
森博嗣『スカイ・クロラ』
買ってから、1年半以上も寝かせていた本をやっと読みました。 映画にもなりましたしね☆ カンナミ・ユーヒチは、新しい勤務地に配属になる。 彼は、戦争をビジネスとする民間の戦闘法人に属し、 戦闘機に乗ることを仕事にしている〈キルドレ〉の1人だ。 〈キルドレ〉とは、新薬開発の途中で生まれた特殊な人間たち。 決して大人になることなく、子供のまま時を止めて永遠に生き続ける存在。 上司のクサナギや同僚のトキノたちと過ごすユーヒチの日々は、 戦闘による「死」の存在を背景にしながらも、淡々と流れていく。 永遠の「生」にとって「死」とは? 「生」とは? 色んなことを考えさせられる、美しくも恐ろしい物語。 非常に透明な物語でした。 主人公のユーヒチが、ある種「悟っている」人間だからかな。 それとも、「諦めている」人間だからだろうか・・・ 〈キルドレ〉であるってことは、差別の対象なんですね。 普通の人間にとっては、理解できない不可思議な存在だから? だから、戦闘法人なんかに隔離されているのでしょう。 ユーヒチ達、戦闘機に乗っている者たちは、特に孤独ですよね。 やはり、明日にはいなくなるかもしれない人達と深い交流を持つのは、 心情として躊躇われるのでしょうし。 「自個」を見つめ続けるユーヒチが、悟りめいた諦観を持つのも仕方ない? でも、やっぱり彼らは子どもなのだな~と思います。 幼い子どもの頃は、1日1日が完結でした。 明日のことは考えても、遠い未来のことなんて考えられないし、 昨日のことは気にしてても、過ぎ去った昔のことなんて思い出しもしない。 「刹那」なんですよね。 そんな気分や性質を〈キルドレ〉は、よく表現している。 そして、物事に意味づけをしたり、理由を探したり、説明をつけたりなんてことも、 子どもの頃にはしません。 例えば木の葉っぱを全部むしっちゃったとして・・・ ...
URL 2008/11/14(Fri)12:21:11
「スカイ・クロラ」森博嗣
スカイ・クロラ 森 博嗣 僕はまだ子供で、ときどき、右手が人を殺す。その代わり、誰かの右手が、僕を殺してくれるだろう。近未来を舞台に、戦闘機パイロットである「僕」の日常を描き、「死とは」の問いに挑む。★★★ 前から気になっていたのですが、映画化をきっかけにようやく読んでみました。 何とも不思議な物語に感じた。舞台は近未来。 でも、あんまり世界観の説明は無くて、ただ、淡々と主人公カンナミ君の日常が綴られている感じです。 重要なキーワードっぽい「キルドレ」についても深くは書かれていなくて、それがこの不思議な感じを更に作っているのかなあと思った。 戦争をしていて、実際に戦闘もしているのに、どこか現実味がないというか、読んでいるこっちにその実感が沸いてこない。 飛行機に乗っているカンナミ君の様子とか、仲間が撃墜されても意外と冷静なのが、実際でもそうなんだろうなと思えた。 常に死を望むクサナギ氏も印象的なキャラだった。 ラストと山場はさらりと描かれているから余計に頭に残った。
URL 2008/11/17(Mon)12:18:56
『スカイ・クロラ』森博嗣
スカイ・クロラ 森博嗣/中央公論新社 僕はまだ子供で、ときどき、右手が人を殺す。その代わり、誰かの右手が、僕を殺してくれるだろう-。近未来を舞台に、戦闘機パイロットである「僕」の日常を描き、「死とは」の問いに挑む。『スカイ・クロラ』読了。 ―僕はまだ子供で、ときどき、右手が人を殺す。その代わり、誰かの右手が、僕を殺してくれるだろう。― 表紙カバーのこの文章の意味、しみじみと感じ入っています。戦争を知らない大人と戦争を仕事に生きる子供たちの物語。そこにはやるせない悲しみが漂っている。何のために生きるのか。森博嗣氏の新しい形だと思います。飛行機がメインですが、全く違和感なし。ちょっとイメージしにくい場面もあるけれども気にならず。もっと飛行シーンや戦闘シーンがあっても良かったな、と逆に思ったくらい。 とても素敵な作品。装丁と共に秀逸です。 読了日:2001年7月18日
URL 2008/11/26(Wed)18:09:59
ウェブサイトhttp://jimoren.my.coocan.jp/
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