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自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
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★★

著者:  都筑卓司
出版社: 講談社

  タイムマシンとは何か。タイムマシンが存在すると生まれてしまう矛盾(パラドックス)はどうしたら解決できるのか。どうしたら、タイムマシンを実現可能なのか? 未来・過去を行き来する、タイムマシンについて考える、ブルーバックスの本。

  読んでいるとだんだんだんだん難しくなっていきます。説明されても分からないよ、という感じの部分もありました。しかも目新しいことは何もありません。もっと楽しい、タイムマシンのことを書いてある入門書、みたいなのが他にあったような気がします。そちらを先に読むほうがいい気がするなぁ。あとは、SF作品のタイムマシンものを読むのもいいと思います。どうもつじつまが合わない困った作品というのもありますが、凝っているSF小説はしっかりと考えられています。タイムマシンに興味があるならば、そういうのも楽しいかも知れません。

  で、タイムマシンというのは要は光の速さ(光速)よりもより速い物質によってなされるもの、というのが結論のようです。光速を超えられる物質というのはいまのところ存在が確認されていないし、相対性理論的にも光速を超える物質が存在するとなると、つじつまが合わないみたいですが。でも、相対性理論も完璧じゃないから、もしかしたらタイムマシンもありうるかも、というのがこの本に書いてあることです。

  タイムマシンがあったら面白いだろうなぁ・・・ 過去に干渉すると生まれてしまうパラドックスとかってどうなるんだろうか、とか考えるのは楽しいです。


自森人読書 タイムマシンの話―超光速粒子とメタ相対論
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