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自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
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予想
宮部みゆき『小暮写眞館』
有川浩『ストーリー・セラー』
朝井リョウ『桐島、部活やめるってよ』
貴志祐介『悪の教典』
奥泉光『シューマンの指』
綿矢りさ『勝手にふるえてろ』
中島京子『小さいおうち』
伊坂幸太郎『マリアビートル』
柴崎友香『寝ても覚めても』
森見登美彦『ペンギン・ハイウェイ』

■2011年本屋大賞ノミネート作
『悪の教典』貴志祐介(文藝春秋)◆
『錨を上げよ』百田尚樹(講談社)◇
『神様のカルテ2』夏川草介(小学館)×
『キケン』有川浩(新潮社)×
『叫びと祈り』梓崎優(東京創元社)◇
『シューマンの指』奥泉光(講談社)◆
『ストーリー・セラー』有川浩(新潮社)◆
『謎解きはディナーのあとで』東川篤哉(小学館)◇
『ふがいない僕は空を見た』窪美澄(新潮社)×
『ペンギン・ハイウェイ』森見登美彦(角川書店)◆


◆ ベスト10に入る
◇ ベスト10に入るかも
× ノーマーク・・・

これでは、全然だめだ・・・

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■2011年本屋大賞ノミネート作(五十音順)

『悪の教典』貴志祐介(文藝春秋)
『錨を上げよ』百田尚樹(講談社)
『神様のカルテ2』夏川草介(小学館)
『キケン』有川浩(新潮社)
『叫びと祈り』梓崎優(東京創元社)
『シューマンの指』奥泉光(講談社)
『ストーリー・セラー』有川浩(新潮社)
『謎解きはディナーのあとで』東川篤哉(小学館)
『ふがいない僕は空を見た』窪美澄(新潮社)
『ペンギン・ハイウェイ』森見登美彦(角川書店)
本屋大賞一次投票締切がもうすぐみたいです。
なんとなく結果を予想しています・・・

ベスト10
宮部みゆき『小暮写眞館』
有川浩『ストーリー・セラー』
朝井リョウ『桐島、部活やめるってよ』
貴志祐介『悪の教典』
奥泉光『シューマンの指』
綿矢りさ『勝手にふるえてろ』
中島京子『小さいおうち』
伊坂幸太郎『マリアビートル』
柴崎友香『寝ても覚めても』
森見登美彦『ペンギン・ハイウェイ』


ベスト30に入るかも
姜尚中『母-オモニ-』
角田光代『ひそやかな花園』
太田光『マボロシの鳥』
湊かなえ『夜行観覧車』
島本理生『あられもない祈り』
米澤穂信『ふたりの距離の概算』
島田雅彦『悪貨』
百田尚樹『影法師』
村上春樹『1Q84 BOOK3』
島田荘司『写楽 閉じた国の幻』
梓崎優『叫びと祈り』
百田尚樹『錨を上げよ』
東川篤哉『謎解きはディナーのあとで』
姜尚中『母-オモニ-』
乙武洋匡『だいじょうぶ3組』
齋藤智裕『KAGEROU』

永江朗『新・批評の事情―不良のための論壇案内』文庫版を読んでいる最中。日本の評論家・批評家・活動家・表現者たちを簡略に紹介していくもの。小熊英二、安藤礼二、斎藤貴男、雨宮処凛、湯浅誠などが紹介されています。押さえるべき点はたいてい押さえています。非常に面白いです。

その評価は、客観的とはいえないかも知れません。しかし、いつでも人間は偏らざるを得ません。著者なりの見識が明確に示されていて非常に面白いと感じます。著者の福田和也嫌いが伝わってきて楽しいです。

遊戯王みたいに攻撃力と守備力を表示したら、さらに面白いと思うのですが。たとえば、内田樹・攻撃力1000・守備力4000・特殊能力【合気道】【レヴィナス】【煙に巻く】という感じで。

斎藤環、蓮實重彦あたりが最強ということになるのではないか、と感じないでもないです。
デビュー作はベスト10内になかなか入りませんが、入ってしまうと高い評価を受けることが多いです。
やっぱり大作家の有名な作品ではなく、若手作家の知られていない面白い作品を推したい、という思いを本屋さんが持っているのだと思います。最近、その傾向が特に顕著、かも。たとえば、第6回本屋大賞『告白』、2位『のぼうの城』、第7回2位『神様のカルテ』などは各々の作家のデビュー作です。

逆に、著名な小説家の作品はベスト10に入っても、低位置になることが多いです。もう十分に知られているのだから、あえて本屋大賞に推薦する必要はない、ということなのだと思います。たとえば、第7回9位『新参者』、10位『1Q84』など。
本屋大賞は、基本的に様々な作品をバランスよくベスト10の中にいれようとしているようです。だから、傾向のようものもないわけではありません。他の文学賞(直木賞)をとって話題になった作品が、ベスト10に入ってくることはよくあります。


伊坂幸太郎枠
  ほとんど毎回(第7回以外)、伊坂幸太郎の作品はベスト10に入っています。本屋さんから愛され続けているのです。そして、傑作『ゴールデンスランバー』で本屋大賞を受賞。その後、第6回10位、第7回ベスト10入りなしとなっていて「本屋大賞は卒業」という雰囲気がしないでもないのですが、今年も『マリアビートル』が入りそう。
  (第1回3位『アヒルと鴨のコインロッカー』、5位『重力ピエロ』、第2回5位『チルドレン』、第3回3位『死神の精度』、11位『魔王』、第4回4位『終末のフール』、第5回本屋大賞『ゴールデンスランバー』、第6位10位『モダンタイムス』)


直木賞受賞作枠
  直木賞受賞作がベスト10に入ることもよくあります。直木賞受賞作には、それなりに面白い話題作が多いからだと思います。しかし、直木賞受賞作が本屋大賞になることは基本的にないようです。直木賞のあとを追うのでは本屋大賞の意味がなくなってしまう、のだと思います。
  (第1回6位『4TEEN』、第2回6位『対岸の彼女』、第3回4位『容疑者Xの献身』、第5回9位『私の男』、第6回8位『悼む人』)


青春小説枠
  一つのことにこだわる若者の姿を描いた青春小説も結構人気。『一瞬の風になれ』は駅伝。『風が強く吹いている』は競走。『サクリファイス』はサイクルロードレース。『ボックス!』はボクシング。『神去なあなあ日常』は林業。『船に乗れ!』は音楽。
  (第4回本屋大賞『一瞬の風になれ』、3位『風が強く吹いている』、第5回2位『サクリファイス』、第6回5位『ボックス!』、第7回4位『神去なあなあ日常』、7位『船に乗れ!』)

ベスト10入り確実?
宮部みゆき『小暮写眞館』
有川浩『ストーリー・セラー』
朝井リョウ『桐島、部活やめるってよ』
貴志祐介『悪の教典』
奥泉光『シューマンの指』


ベスト10に入るかも
綿矢りさ『勝手にふるえてろ』
中島京子『小さいおうち』
伊坂幸太郎『マリアビートル』
柴崎友香『寝ても覚めても』
森見登美彦『ペンギン・ハイウェイ』


ベスト30に入るかも
姜尚中『母-オモニ-』
角田光代『ひそやかな花園』
太田光『マボロシの鳥』
湊かなえ『夜行観覧車』
島本理生『あられもない祈り』
米澤穂信『ふたりの距離の概算』
島田雅彦『悪貨』
百田尚樹『影法師』
村上春樹『1Q84 BOOK3』
島田荘司『写楽 閉じた国の幻』
梓崎優『叫びと祈り』
百田尚樹『錨を上げよ』
東川篤哉『謎解きはディナーのあとで』
姜尚中『母-オモニ-』
乙武洋匡『だいじょうぶ3組』
齋藤智裕『KAGEROU』


朝井リョウ『桐島、部活やめるってよ』が本屋大賞の有力な候補なのではないか、と感じます。新人、もしくは、そこまで大家とは思われていないような作家を後押ししたいという思いがあるのではないか。東川篤哉『謎解きはディナーのあとで』が10位に入ってしまったら、意外に本屋大賞になるかも。
それから時代小説が入ってくることもあるような気もします。予想できないのですが。
『稲垣足穂 ちくま日本文学全集』
『片道切符』
『ゆりかごから墓場まで』
『大風呂敷と蜘蛛の糸』

『沈黙のフライバイ』
『轍の先にあるもの』

『新参者』
『人間以上』
『ザ・万遊記』
『天地明察』
『桜さがし』
『子どもにつたえる日本国憲法』
『どこに思想の根拠をおくか』
『アメリカ文学史のキーワード』
『失踪日記』
『「星の王子さま」で学ぶフランス語文法』
『鋼の錬金術師 23』

『四捨五入殺人事件』
『論文の書き方―わかりやすい文章のために』
『センセイの鞄』
『響きと怒り』
『無限と連続』
『世界の果てまで何マイル』
『マンゴーのいた場所』
『水晶内制度』
『あるキング』
『沈黙』
『狭き門』
『Self-Reference ENGINE』
『澁澤龍彦 日本作家論集成 下』
『隠し部屋を査察して』
『きまぐれロボット』
『SFが読みたい! 2010年版』
『社会を生きるための教科書』
『実験でわかるインターネット』

『澁澤龍彦 日本作家論集成 上』
『夜は短し歩けよ乙女』
『アメリカの夜』
『二十世紀の十大小説』
『虎よ、虎よ!』
『チェルノブイリの聖母』
『ボーダー・ガード』
『血をわけた姉妹』
『しあわせの理由』

『郵便的不安たち#』
『適切な愛』
『闇の中へ』
『愛撫』
『道徳的ウイルス学者』
『移相夢』

『キマイラ』(『ドニヤーザード姫物語』『ペルセウス物語』『ベレロフォン物語』)
『図解雑学 ネコの心理』
『ハワーズ・エンド』
『猫を抱いて象と泳ぐ』
『パルタイ』
『非人』
『貝のなか』
『蛇』
『密告』

『ロートレック荘事件』
『きつねのはなし』
『侍女の物語』
『とある飛空士への追憶』
『夢みる宝石』
『作者の死』
『あねチャリ』
『どんとこい、貧困!』
『海街diary 3 陽のあたる坂道』
『レ・コスミコミケ』
『新ナポレオン奇譚』
『城』
『ムーン・パレス』
『塵よりよみがえり』
『殺戮にいたる病』
『ニュートリノの夢』
『ぼっけえ、きょうてえ』
『密告函』
『あまぞわい』
『依って件の如し』

『ある家族の会話』
『木曜の男』
『1000の小説とバックベアード』
『予告された殺人の記録』
『一億三千万人のための小説教室』
『宵山万華鏡』
『凍える森』
『高村薫の本』
『末代まで!』
『セカイ系とは何か ポスト・エヴァのオタク史』

『ガラスの動物園』
『ペドロ・パラモ』
『万物理論』
『ナジャ』
『SFが読みたい!〈2003年版〉』
『坂道の向こうにある海』
『アウステルリッツ』
『ブラウン神父の童心』
『審判』
『ヨーロッパ文学講義』
『戦争のなかの京都』
『脱獄計画』
『夜市』
『風の古道』

『言葉の外へ』
『冬の夜ひとりの旅人が』
『地獄とは神の不在なり』
『顔の美醜について-ドキュメンタリー』

『朗読者』
『ナチュラル・ウーマン』
『あなたの人生の物語』
『七十二文字』
『人類科学の進化』

『バビロンの塔』
『理解』
『ゼロで割る』

『チャック・モール』
『女王人形』
『生命線』
『最後の恋』
『純な魂』
『アウラ』

『暗闇の中で子供 The Childish Darkness』
『絞首刑』
『貧しいものの最期』

『さようならコロンバス』
『動物農場』
『象を撃つ』

『いとしい』
『失踪者』
『芽むしり仔撃ち』
『本屋大賞〈2007〉』
『ネコとひなたぼっこ』
『SWING!』

『ストーカー』
『順列都市〈下〉』
『アメリカの鱒釣り』
『四畳半神話大系』
『おカルトお毒味定食』
『神去なあなあ日常』
『蛇を踏む』
『消える』
『惜夜記』

『機動戦士ガンダムTHE ORIGIN 20 ソロモン編・後』
『モロイ』
『燃える脳』
『スズダル中佐の犯罪と栄光』
『黄金の船が・・・おお! おお!おお!』
『ママ・ヒットンのかわゆいキットンたち』
『アルファ・ラルファ大通り』

『スキャナーに生きがいはない』
『星の海に魂の帆をかけた少女』
『鼠と竜のゲーム』

『粘膜蜥蜴』
『スローターハウス5』
『殺人協奏曲』
『電氣人閒の虞』
『コスモポリタンズ』
『順列都市〈上〉』
『私の家では何も起こらない』
『季節の記憶』
『笑う月』
『ケルベロス第五の首』
『ダブル・ジョーカー』
『ジョニー・ザ・ラビット』
『伊坂幸太郎WORLD&LOVE!』
『ルバイヤート』
『悪童日記』
『銃』
『タイムスリップ・コンビナート』
『下落合の向こう』
『シビレル夢ノ水』

『十字屋敷のピエロ』
『鋼の錬金術師 23』
『オリンピックの身代金』
『ブラック・ダリア』
『グラン・ヴァカンス-廃園の天使〈1〉』
『アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風』
『ア・ルース・ボーイ』
『サンクチュアリ』
『沈まぬ太陽〈2〉アフリカ篇(下)』
『新唐詩選』
『水滸伝‐虚構のなかの史実』
『桐島、部活やめるってよ』
『李白 巨大なる野放図』
『杜甫 偉大なる憂鬱』

『火星年代記 ルビ訳』
『後宮小説』
『フリッカー、あるいは映画の魔』
『思想のドラマトゥルギー』
『中国思想を学ぶ人のために』
『銀の三角』
『ネコ・無用の雑学知識』
『論語物語』
『漢文素読のすすめ』
『大阪万博』
『司馬遷-史記の世界』
『漢文の語法と故事成語』
『Boy’s Surface』
『このミステリーがすごい! 2011年版』
『世界史の構造』
『意識と本質―精神的東洋を索めて』
『啄木歌集』
『藪の中』
『光の曼陀羅 日本文学論』
『死者の書・身毒丸』

『屋根の上のサワン』
『憲法くん出番ですよ』
『漱石・芥川・太宰』
『太宰治はミステリアス』

『土曜日は灰色の馬』
『近代日本の批評〈3〉明治・大正篇』

『文芸誤報』
『キョウカンカク』
『プールの底に眠る』
『漱石の漢詩を読む』
『李白 巨大なる野放図』
『杜甫 偉大なる憂鬱』
『杜甫』

『杜甫100選』
『グーテンベルクの銀河系』

『2週間でマスターする絵解き英文法』
『米軍再編』
『レヴィナスを読む』
『こゝろ』
『星の綿毛』
『貧困と愛国』
『ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?』
『狐の書評』
『乙女の密告』
『楽園のつくりかた』
『Boy’s Surface』
『日本の公安警察』
『派閥』
『日本文学史序説〈下〉』
『SFが読みたい! 2004年度版』
『鋼の錬金術師 24』
『鋼の錬金術師 25』

『彼岸先生』
『「歴史の終わり」と世紀末の世界』
『永遠平和のために/啓蒙とは何か 他3編』
『私の履歴書 人生越境ゲーム』
『世界史年表・地図』

『現代思想ピープル101』
『ロシア文学講義』
『防衛白書 平成21年版』
『春は馬車に乗って・機械』
『世界征服は可能か』
『神様のカルテ』
『現代思想の系譜学』
『SFはこれを読め』
『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 21』

『トンデモ本 女の世界』
『新しい風土記へ』
『羊をめぐる冒険 上』
『羊をめぐる冒険 下』

『アラマタ大事典』
『日本を創った思想家たち』
『幸いなるかな本を読む人』
『『はらぺこあおむし』と学習権―教育基本法の改定に思う』
『筒井康隆の文芸時評』
『in our time』
『生きる わたしたちの思い』
『一秒の言葉』

『戦後日本は戦争をしてきた』
『アインシュタインの夢』
『ダーシェンカ』
『カトレアの真実』
『お夏 清十郎』
『ブルー・フライト』

『ヴィーナス・プラスX』
『雨の檻』
『カーマイン・レッド』
『セピアの迷彩』
『そばかすのフィギュア』

『探偵倶楽部』
『聖☆おにいさん 5』
『イン・ザ・ペニー・アーケード』
『DEATH NOTE 1』
『球形時間』
『ヘヴン』
『本屋大賞2010』
『アメリカ文学史のキーワード』
『ライ麦畑でつかまえて』
『ふわふわの泉』
『東京バンドワゴン』
『西瓜糖の日々』
ベスト10入り確実?
宮部みゆき『小暮写眞館』
有川浩『ストーリー・セラー』
朝井リョウ『桐島、部活やめるってよ』
貴志祐介『悪の教典』
奥泉光『シューマンの指』


ベスト10に入るかも
綿矢りさ『勝手にふるえてろ』
中島京子『小さいおうち』
伊坂幸太郎『マリアビートル』
柴崎友香『寝ても覚めても』
森見登美彦『ペンギン・ハイウェイ』


ベスト30に入るかも
姜尚中『母-オモニ-』
角田光代『ひそやかな花園』
太田光『マボロシの鳥』
湊かなえ『夜行観覧車』
島本理生『あられもない祈り』
米澤穂信『ふたりの距離の概算』
島田雅彦『悪貨』
百田尚樹『影法師』
村上春樹『1Q84 BOOK3』
島田荘司『写楽 閉じた国の幻』
梓崎優『叫びと祈り』
百田尚樹『錨を上げよ』
東川篤哉『謎解きはディナーのあとで』

ベスト30に入らないかも
乙武洋匡『だいじょうぶ3組』
齋藤智裕『KAGEROU』
2009年 第45回 --
2008年 第44回 桐野夏生 『東京島』
2007年 第43回 青来有一  『爆心』◇
2006年 第42回 小川洋子  『ミーナの行進』◇
2005年 第41回 町田康  『告白』◇、山田詠美 『風味絶佳』

   31~40回
2004年 第40回 堀江敏幸  『雪沼とその周辺』◇
2003年 第39回 多和田葉子  『容疑者の夜行列車』◇
2002年 第38回 --
2001年 第37回 川上弘美  『センセイの鞄』◇
2000年 第36回 辻原登 『遊動亭円木』、 村上龍 『共生虫』
1999年 第35回 高樹のぶ子 『透光の樹』
1998年 第34回 津島佑子 『火の山―山猿記』
1997年 第33回 保坂和志  『季節の記憶』◇、三木卓 『路地』
1996年 第32回 --
1995年 第31回 辻邦生 『西行花伝』

   21~30回
1994年 第30回 辻井喬 『虹の岬』
1993年 第29回 池澤夏樹 『マシアス・ギリの失脚』
1992年 第28回 瀬戸内寂聴 『花に問え』
1991年 第27回 井上ひさし 『シャンハイムーン』
1990年 第26回 林京子 『やすらかに今はねむり給え』
1989年 第25回 --
1988年 第24回 --
1987年 第23回 筒井康隆 『夢の木坂分岐点』
1986年 第22回 日野啓三 『砂丘が動くように』
1985年 第21回 村上春樹 『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』

   11~20回
1984年 第20回 黒井千次 『群棲』、高井有一 『この国の空』
1983年 第19回 古井由吉 『槿』
1982年 第18回 大庭みな子 『寂兮寥兮』
1981年 第17回 後藤明生 『吉野大夫』、深沢七郎 『みちのくの人形たち』
1980年 第16回 河野多惠子 『一年の牧歌』
1979年 第15回 田中小実昌 『ポロポロ』
1978年 第14回 中村真一郎 『夏』
1977年 第13回 島尾敏雄 『日の移ろい』
1976年 第12回 藤枝静男  『田紳有楽』◇
1975年 第11回 水上勉 『一休』

   第1~10回
1974年 第10回 臼井吉見 『安曇野』
1973年 第9回 加賀乙彦 『帰らざる夏』
1972年 第8回 丸谷才一 『たった一人の反乱』
1971年 第7回 野間宏 『青年の環』
1970年 第6回 埴谷雄高 『闇のなかの黒い馬』、吉行淳之介『暗室』
1969年 第5回 円地文子 『朱を奪うもの』『傷ある翼』『虹と修羅』
1968年 第4回 --
1967年 第3回 安部公房  『友達』◇、 大江健三郎 『万延元年のフットボール』◇
1966年 第2回 遠藤周作  『沈黙』◇
1965年 第1回 小島信夫  『抱擁家族』◇
萩尾望都の漫画は面白いなぁと思います。

日本の漫画家の中で、一番すきなのは萩尾望都かなぁと思わないでもないです(漫画の神様・手塚治虫は別格として)。

『11人いる!』はとくに好きだけど、『ポーの一族』も、『トーマの心臓』もいいなぁと思います。『バルバラ異界』は、物凄いと感じるし。とにかく、萩尾望都の漫画はどれをとっても面白い、と感じます。本格SFなのだけど、コマ自体が一種の心象風景になっていて、非常に美しいです。じっと見ているだけで、なんとなくひきこまれていきます。

『半神』には感動させられます。16ページの短編なのに、その中につまっているものが、凄い。

だけど、物語が複雑に絡み合っていてよく分からない『銀の三角』も凄くいいし、あとは、『百億の昼と千億の夜』の漫画版も素晴らしい。もう読んでいるだけでしあわせだなぁと感じます。
本屋大賞が発表されたそうです。

予想は完全に、はずれてしまった・・・・・ 大賞は『植物図鑑』かと予想していたのに。

だけど、『天地明察』で良かった、と感じます。けっこうマイナーなSFというかラノベ寄りの人がでてきたのは、面白い。歴史小説らしいし。はやく読みたいです。


1 『天地明察』冲方丁(角川書店)
2 『神様のカルテ』夏川草介(小学館)
3 『横道世之介』吉田修一(毎日新聞社)
4 『神去なあなあ日常』三浦しをん(徳間書店)
5 『猫を抱いて象と泳ぐ』小川洋子(文藝春秋)
6 『ヘヴン』川上未映子(講談社)
7 『船に乗れ!』藤谷治(ジャイブ)
8 『植物図鑑』有川浩(角川書店)
9 『新参者』東野圭吾(講談社)
10『1Q84』村上春樹(新潮社)
本屋大賞、というフレーズで検索され、やたらとヒットしているみたいですが。

本屋大賞が終わってしまったら、検索されなくなるのか・・・ 残念です・・・

本屋大賞 予想とか、いろいろしてみましたが、本屋大賞の候補10位までにSFがあがらないのは、残念だなぁと感じます。

伊藤計劃『ハーモニー』とか神林長平『アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風』とか面白いのに。
安藤礼二は、ゼロ年代を代表する文学者として、大江健三郎 蓮実重彦 保坂和志をあげています。そして、その元祖はポーである、と示していきます(『文學界』)。

なんというか、文学の正面を突いたような感じなのかもしれないけど、大御所のような人ばかり。

伊坂幸太郎も、長嶋有も、舞城王太郎も、森見登美彦も、三崎亜記も、磯崎憲一郎も扱われていないところが凄い・・・ もう少し新進作家にも目を向けて欲しい、と思わないでもないけど、趣旨が異なるのか。

というか、そういえば村上春樹にも触れていないところだって、凄いかも知れない。
既読なのは2冊だけなので予想も何もないよなぁ・・・ というか読んでいても予想は出来ないか。『船に乗れ!』が案外票を集めそうな気がするのですが、青春小説系としては『神去なあなあ日常』や『横道世之介』もあるから票が割れるのか。う~ん、わからない。

でも、一番分からないのは、『1Q84』がどこにいくか。普通、もう売れまくっている小説家ならば、下の方にいくはずなので、8位とかになりそうだけど、どうだろう。村上春樹だから・・・ あまり、大賞になってほしくはないんだけど。


1 『植物図鑑』有川浩(角川書店)
2 『ヘヴン』川上未映子(講談社)
3 『神去なあなあ日常』三浦しをん(徳間書店)○
4 『1Q84』村上春樹(新潮社)
5 『猫を抱いて象と泳ぐ』小川洋子(文藝春秋)○
6 『新参者』東野圭吾(講談社)
7 『天地明察』冲方丁(角川書店)
8 『船に乗れ!』藤谷治(ジャイブ)
9 『神様のカルテ』夏川草介(小学館)
10『横道世之介』吉田修一(毎日新聞社)

という感じかなぁ・・・
小説家の系譜みたいなものをつくれたら面白いなぁ、と考えているのですが、難しそうだ・・・

小説家の系譜
『1Q84』村上春樹(新潮社)○
『神様のカルテ』夏川草介(小学館)○
『神去なあなあ日常』三浦しをん(徳間書店)
『植物図鑑』有川浩(角川書店)○
『新参者』東野圭吾(講談社)○
『天地明察』冲方丁(角川書店)
『猫を抱いて象と泳ぐ』小川洋子(文藝春秋)○
『船に乗れ!』藤谷治(ジャイブ)○
『ヘヴン』川上未映子(講談社)○
『横道世之介』吉田修一(毎日新聞社)


柳広司『ダブル・ジョーカー』も、万城目学『プリンセス・トヨトミ』も、伊坂幸太郎『あるキング』も、山田詠美『学問』も、奥田英朗『無理』も、森見登美彦『恋文の技術』『宵山万華鏡』も入っていない・・・ まぁ半分くらいは予想当たったけど(○が予想したもの)。

しかし、万城目学/森見登美彦がそろって落ちてしまい、つまらないなぁ・・・
キノベスベスト30も発表されたことなので、2010年(2009年に出版された本が対象)の本屋大賞候補をまたまた予想してみます。まぁ多分、あまり当たらないと思います。半分あたればいいなぁ・・・

ベスト10に入るだろう ◎
ベスト10に入りそう ○
ベスト30に入りそう △
どうだろう・・・ ?

推薦●

○ 藤谷治『船に乗れ!』
○ 東野圭吾『新参者』
○ 柳広司『ダブル・ジョーカー』
◎ 村上春樹『1Q84』
○ 万城目学『プリンセス・トヨトミ』
◎ 伊坂幸太郎『あるキング』
○ 有川浩『植物図鑑』or『三匹のおっさん』or『フリーター、家を買う。』
(逆に表が割れてしまうかなぁ、わからないです)
◎ 川上未映子『ヘヴン』
○ 山田詠美『学問』
○ 奥田英朗『無理』
△ 道尾秀介『鬼の跫音』
△ 高村薫『太陽を曳く馬』●
△ 今野敏『同期』
△ 湊かなえ『少女』or『贖罪』
△ 森見登美彦『恋文の技術』●or『宵山万華鏡』
△ 村山由佳『ダブル・ファンタジー』
△ 三浦しをん『神去なあなあ日常』
? 奥泉光『神器―軍艦「橿原」殺人事件』
○ 和田竜『小太郎の左腕』
△ 東野圭吾『パラドックス13』
○ 夏川草介『神様のカルテ』
? 荻原浩『オイアウエ漂流記』
? 佐々木譲『廃墟に乞う』or『暴雪圏』
? 綾辻行人『Another』
△ 米澤穂信『追想五断章』
○ 小川洋子『猫を抱いて象と泳ぐ』
○ 村上たかし『星守る犬』
△ 北村薫『鷺と雪』
? 宮部みゆき『英雄の書』
△ 真保裕一『アマルフィ』
? 恩田陸『訪問者』
? 桜庭一樹『製鉄天使』
? 竹内真『文化祭オクロック』
? 歌野晶午『密室殺人ゲーム2.0』
? 矢作俊彦 /司城志朗『犬なら普通のこと』
? 長嶋有『ねたあとに』
? 伊藤計劃『ハーモニー』●
? 神林長平『アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風』●
2009年に出版された本を全く読んでいないのですが、とりあえず読んだ本の中だけであげると・・・

森見登美彦『恋文の技術』
伊藤計劃『ハーモニー』
神林長平『アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風』

くらいか。

ほんとに全く読んでいないです・・・ それに、魚住直子『園芸少年』とかはちょっと微妙だし。
『アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風』『ブラック・ダリア』『オリンピックの身代金』『ケルベロス第五の首』『ア・ルース・ボーイ』『さよならダイノサウルス』『沈まぬ太陽〈2〉アフリカ篇(下)』『サンクチュアリ』

冬休み中に読みたい本がたくさん積んであるのですが、多分読めないだろうなぁ・・・
テレビを見ている時間を減らせば読める気もするのですが。

来年中に読みたい本も溜まっています・・・

『どん底』『荒野の呼び声』『ジャン・クリストフ』『車輪の下』『ニルスのふしぎな旅』『青い鳥』『狭き門』『マルテの手記』『ブラウン神父の童心』『神々は渇く』『失われた時を求めて』『狂人日記』『ワインズバーグ・オハイオ』『チボー家の人々』『三人の巨匠』『ユリシーズ』『青い麦』『魔の山』『グレート・ギャツビー』『燈台へ』『ナジャ』『チャタレイ夫人の恋人』『悲しみよこんにちわ』『時間割』『路上』『長距離走者の孤独』『ブリキの太鼓』『走れウサギ』『カッコーの巣の上で』『寒い国から帰ってきたスパイ』『調書』『アルジャーノンに花束を』『アメリカの鱒釣り』『めくるめく世界』『キマイラ』『重力の虹』『収容所群島』『死父』『交換教授』『シャイニング』『冬の夜ひとりの旅人が』『ヴァリス』『ホワイト・ジャズ』『ソフィーの世界』『朗読者』『ボーン・コレクター』『アムステルダム』『恥辱』
藤谷治『船に乗れ!』
東野圭吾『新参者』
柳広司『ダブル・ジョーカー』
村上春樹『1Q84』
万城目学『プリンセス・トヨトミ』
伊坂幸太郎『あるキング』
有川浩『植物図鑑』or『三匹のおっさん』or『フリーター、家を買う。』
川上未映子『ヘヴン』
山田詠美『学問』

こんなかんじか。どうだろう・・・
2010年(2009年に出版された本が対象)の本屋大賞候補を再度予想してみます。まぁ多分、あまり当たらないと思います。半分あたればいいなぁ・・・


●ベスト30確実?

奥田英朗『無理』(大作らしいし、どうだろう。微妙か)
藤谷治『船に乗れ!』(青春小説枠で入るのでは?)
道尾秀介『鬼の跫音』(道尾秀介は候補になりそう。短編集だから少し弱いけど)
川上未映子『ヘヴン』(川上未映子が苛めとセックスを扱っただけで注目の的では?)
万城目学『プリンセス・トヨトミ』(万城目学はパッとしない・・・)
東野圭吾『新参者』(人情ものらしい)
高村薫『太陽を曳く馬』(ベスト10には入らないか。大作)
柳広司『ダブル・ジョーカー』(『ジョーカー・ゲーム』の続編ならば)
村上春樹『1Q84』(8、9位くらいに入るのかなぁ。本屋大賞はとってほしくはない)
伊坂幸太郎『あるキング』(まぁこの辺りになるのでは?)
今野敏『同期』
湊かなえ『少女』or『贖罪』
有川浩『植物図鑑』or『三匹のおっさん』or『フリーター、家を買う。』
森見登美彦『恋文の技術』or『宵山万華鏡』
村山由佳『ダブル・ファンタジー』
三浦しをん『神去なあなあ日常』
奥泉光『神器―軍艦「橿原」殺人事件』
和田竜『小太郎の左腕』
東野圭吾『パラドックス13』
夏川草介『神様のカルテ』
荻原浩『オイアウエ漂流記』
佐々木譲『廃墟に乞う』or『暴雪圏』
綾辻行人『Another』
米澤穂信『追想五断章』


●ベスト30に入るかも?
北村薫『鷺と雪』
宮部みゆき『英雄の書』
真保裕一『アマルフィ』
恩田陸『訪問者』
桜庭一樹『製鉄天使』
竹内真『文化祭オクロック』
歌野晶午『密室殺人ゲーム2.0』
矢作俊彦 /司城志朗『犬なら普通のこと』
ウェブサイトhttp://jimoren.my.coocan.jp/
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