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自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
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今日は、『爆笑問題のニッポンの教養 この世はすべて錯覚だ 知覚心理学』と『爆笑問題のニッポンの教養 タイムマシンは宇宙の扉を開く 宇宙物理学』を読みました。NHKの番組を本にしたものです。

番組は、いろんな分野の科学者と爆笑問題が対談するというものです。けっこう面白いです。毎週火曜日11時からやっているので、今日も放送するはずです。





今日読んだ本
『爆笑問題のニッポンの教養 この世はすべて錯覚だ 知覚心理学』
『爆笑問題のニッポンの教養 タイムマシンは宇宙の扉を開く 宇宙物理学』


今読んでいる本
飯嶋和一『黄金旅風』
陳舜臣『英雄ありて』(再読)
森博嗣『まどろみ消去―MISSING UNDER THE MISTLETOE』


積ん読
遠山啓『現代数学対話』
坪内稔典『季語集』
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『昭和陸海軍の失敗』を読みました。文藝春秋に掲載された座談会の記録を、文庫として出版したものです。どうして日本軍は無謀な太平洋戦争に突入していったのか、ということを検証していこうという企画でした。

座談会に参加したメンバーをみると、「保守派の論客」として名前が挙げられるような人たちが揃いも揃って並んでいるので、どんな中身なのかと思いきや。
普通でした。すでに出尽くした感のある旧日本軍の問題点を改めて列挙しているような感じでした。「派閥抗争が改革をつぶした」「兵站を無視したから負けた」などなど、まぁ昔から言われてきたようなことを確認しながら話し合っている感じです。
まぁよくまとめられていて読みやすいなぁとは思いました。悪くはないと思います。

ただし、昭和天皇の戦争責任のことはあまりつっこんでは語られません。みんな「天皇に責任はない」と考えているような雰囲気がただよっています・・・

今日読んだ本
半藤一利、秦郁彦、平間洋一、保阪正康、黒野耐、戸高一成、戸部良一、福田和也『昭和陸海軍の失敗』

今読んでいる本
飯嶋和一『黄金旅風』
陳舜臣『英雄ありて』(再読)
森博嗣『まどろみ消去―MISSING UNDER THE MISTLETOE』


積ん読
遠山啓『現代数学対話』
坪内稔典『季語集』
もやしもん






昨日読んだ本
石川雅之『もやしもん』(再読)
石川雅之『もやしもん2』
よしながふみ『きのう何食べた?2』
あずまきよひこ『よつばと!8』(再読)


今読んでいる本
飯嶋和一『黄金旅風』
陳舜臣『英雄ありて』(再読)


積ん読
遠山啓『現代数学対話』
坪内稔典『季語集』

『ガリレオの苦悩』とほぼ同時に『聖女の救済』を読みました。ガリレオシリーズの長編第二弾です。
とても面白かったです。読み始めてから読み終わるまで釘付けになってしまいました。『容疑者Xの献身』と比べて、ラストはそこまで盛り上がらないような気がしたけど、今回の犯人も「凄い」人です。よくぞそこまで自分の行為を貫徹できたなぁ、と感心します。
犯人は、ガリレオと張り合うほど頭が良いし、しかも根気もある女性です。最初の部分ですでに彼女が犯人であることはほのめかされているのですが、どうやって夫を殺したのか最後まで分かりません。

おそらく君たちは負ける。
僕も勝てないだろう。
これは完全犯罪だ。


という湯川のセリフがものすごく印象的でした。
帯にもなってた・・

今回は、草薙が主人公といっても良いくらいなストーリーでした。彼の心の動きには注目、という感じです・・・

けっこう分厚いのに読むのが全然苦になりませんでした。凄く面白かったです。やっぱり★5つだなぁ・・・

昨日読んだ本
東野圭吾『聖女の救済』

今読んでいる本
飯嶋和一『黄金旅風』
陳舜臣『英雄ありて』(再読)


積ん読
遠山啓『現代数学対話』
坪内稔典『季語集』


東野圭吾の最新刊『ガリレオの苦悩』を読みました。『落下る(おちる)』『操縦る(あやつる)』『密室る(とじる)』『指標す(しめす)』『攪乱す(みだす)』が収録されています。短編には短編の良さがあるなぁと思います。ほとんど同時並行で『聖女の救済』も読んでいたのですが、長い物語と言うのは、謎解きを最後までぐいぐいひっぱっていくものだけど、それが好きじゃない人にとってはとても気持ち悪いだろうなぁ。僕はそういうのが好きだから長編がいいなぁと思うのだけど。

テレビ版では、この物語をいじって放映したのかとか、そういうことがわかって面白かったです。

東野圭吾が書くものは、基本的にはすっきりすとんと落ちるところに落ちて終わるものが多いなぁと思います。最後まで謎が残る場合もあるけど、謎が謎として提示されていて何が謎なのか分かるのですっきりします。もっとふわふわしていて掴みどころのない文章を書く作家と比べると、とても読みやすいと感じます。


今日読んだ本
東野圭吾『ガリレオの苦悩』

今読んでいる本
飯嶋和一『黄金旅風』
陳舜臣『英雄ありて』(再読)
東野圭吾『聖女の救済』


積ん読
遠山啓『現代数学対話』
坪内稔典『季語集』


松本清張の本をどんどん読んでいます。今日、『小説帝銀事件』を読みました。小説というよりルポというか、ノンフィクションに近いです。
『小説帝銀事件』はある記者が、帝銀事件の事実を徹底的に洗った結果、警察・検察の捜査や裁判の判決の結果犯人とされた画家・平沢貞通は真犯人ではない、実はGHQ(旧日本軍731部隊の人間)に関係のある者が犯人だったのでは? と推測するもの。

さて、その帝銀事件とはどういう事件か、というと。
1948年1月26日、安田銀行板橋支店の閉店直後、東京都防疫班の白腕章をつけた男がやってくる。男は、「近隣で集団赤痢が発生した。GHQがここを消毒する。その前に予防薬を飲んで欲しい」と言って、青酸化合物を銀行内にいた16人の職員達に飲ませる。12人が殺害され、男は、現金16万円と小切手1万7450円を奪って逃亡。
・・・という冷酷非道なとんでもない事件です。

その後、テンペラ画家の平沢貞通が真犯人として逮捕されます。虚言癖のある人で、喋るごとにウソをぺらぺら喋るような人でした。彼は、ほとんど拷問に近い尋問の結果、事件のことを「自白」。死刑を宣告されます。

しかし、物的証拠はほとんどなく、松本清張ら多くの人たちが死刑にしてはいけないという活動をしました。そのため、平沢貞通は死刑にはなりませんでした。結局、37年間の収監ののち、獄中で死去。
結局、多くの謎を残したまま事件は終結します。

松本清張が多くの証拠を挙げて、旧日本軍関係者(多分、731部隊関係者)が真犯人ではないか、と書いているの説得力があります。そもそも警察・検察も、最初のうちは軍関係者が犯人だろうと考えていたのに、どうしてそういう方面の捜査はうまくいかなかったのか・・・? 駐留軍から圧力がかかったからではないか?
戦後、731部隊の人たちは豊富で貴重な経験・データ(本物の人体を使った毒ガス・細菌兵器などの非人道的な実験を中国でやっていた)を持っていたことから米軍に様々な形で協力し、重用されました(中国・満州に取り残された731部隊などに属した軍人たちは、中国人やソ連によって殺されたり、裁かれたりしました。しかし、日本に密かに帰還した者達は無事だったのです。)。

そういう者の中の1人が犯人ではないか。
いとも容易く10人もの人の命を奪って平然としているところなども、人を『マルタ』と呼んで人間扱いしなかった731部隊の軍人を想起させます。旧日本軍関係者が真犯人というのは、決してありえないことではないし、むしろそれこそが真実のような気もします。まぁ今となっては、真相は闇の中ですが・・・


今日読んだ本
松本清張『小説帝銀事件』

今読んでいる本
飯嶋和一『黄金旅風』
陳舜臣『英雄ありて』(再読)
東野圭吾『ガリレオの苦悩』
東野圭吾『聖女の救済』


積ん読
遠山啓『現代数学対話』
坪内稔典『季語集』


松本清張が書いた歴史小説の短編・中篇集『軍師の境遇』を読みました。『軍師の境遇』、『逃亡者』、『版元画譜』の3篇を収録。
『軍師の境遇』は、知略に優れ、人格にも優れた希代の智将・黒田孝高(如水)を主人公に据えた物語。舞台は、戦国時代の終わり。
黒田孝高は、いまの姫路市の辺りに割拠していた小大名の小寺政職に仕え、一代で重臣にまで取り上げられた人。織田信長が伸長してくると、主君・小寺政職を説いて織田方に従い、自身は羽柴秀吉に惚れこみ、仕えるようになります。そして、言葉でもって敵を味方につけるということをやるようになりました。
しかし離反者・荒木村重に再び織田方に戻るように説きにいったとき失敗。捕縛されて土牢に閉じ込められてしまいます。約1年間後、城の陥落とともに救出されました。しかしその生活の中で体が不自由になり足を引きずるようになり、その後は輿に乗って軍を指揮するようになります。

主君が織田方を裏切った毛利方についたため滅ぼされることがあり、その後羽柴秀吉の参謀として活躍。毛利氏との戦いで数々の献策をしました。苛烈なる鳥取城の兵糧攻め、備中高松城の水攻めのときの参謀だそうです。本能寺の変で織田信長が斃れると、嘆く豊臣秀吉に「いまはチャンスなのです」と説いて、中国大返しを勧め、その結果明智光秀を討つことで豊臣秀吉は一躍天下人へ近付きます。

その後は、そのあまりの知略を豊臣秀吉から恐れられ、彼に「俺の死んだ後天下をとるのができるのは、あの黒田だろう」とまで言われたというはなしもあったそうです。黒田孝高は野心のないことを表すために如水と名乗って隠居。そうして、一代の智将は身を引いた・・・というところまでが『軍師の境遇』の物語。

いろんな人たちの心情を的確に、だけど短く表現していて面白かったです。松本清張の文章って良いなぁと思いました。

『逃亡者』は細川ガラシャを狂ったまでに愛した細川忠興と、その家臣にして鉄砲の使い手としては日本一とまで言われた稲富直家らの物語。舞台は戦国時代の終わり頃。細川忠興は、細川ガラシャを愛するが故に、2人を邪魔する者やキリスト教信者となったガラシャの従者を斬り捨てたりしました。けっこう残虐な性格だったようです。
細川ガラシャは京都にいました。関ヶ原の戦いが起こる直前に細川家が東軍についたため、明智軍の人質になりそうになって襲われ、死にます。だけど死は細川忠興からの解放だったのではないか、ということを作者が述べていますが、その通りかもなぁ。

それにしても、誰もが何かから逃げているのかもなぁ、と思いました。

『版元画譜』は江戸時代の物語。
浮世絵師たちが活躍します。歌麿と山東京伝ら浮世絵師たちの絵を売って名を馳せた目利きの版元の旦那。彼は写楽という男を見出して売り出しますが、失敗し、転落していきます・・・
豊国という粗のない一般受けする若手が台頭してきたのに嫉妬する大家・歌麿。おはなしを書こうとして弟子の馬琴(『八犬伝』を書いた人)の前に敗れる山東京伝。すぐれた才能を持ちながら、理解されずに一瞬(10ヶ月)で姿を消す写楽(明治以降、外国の絵の評論家たちから素晴らしいと絶賛され、日本でも再評価されるようになる)。色んな人たちの微妙な心の動きが表現されています。

面白い。江戸時代の都・江戸の様子が見えてくるような気がしてきます。


今日読んだ本
松本清張『軍師の境遇』

今読んでいる本
飯嶋和一『黄金旅風』
松本清張『小説帝銀事件』

『悪魔が来りて笛を吹く』のテレビ版の中で、似た事件をやってた気がする。

積ん読
遠山啓『現代数学対話』
坪内稔典『季語集』

『チェーザレ 6―破壊の創造者』読みました。やっぱり、絵がきれいだなぁと思います。そういえば5巻を読んでいないです・・ 飛ばしてしまった。『チェーザレ』は、イタリアの動乱期に活躍したチェーザレという人物を中心にしたヨーロッパの物語。日本の織田信長と比べられたりする人です。
チェーザレがこれからどうなっていくのか、まだいまいち分からないです。まだ余裕があってどこまでも上へと登っていくようなストーリー展開。全てに裏切られて絶望に陥ったりすることがこれからあると思うんだけど・・・

最近読んだ本
惣領冬実『チェーザレ 6―破壊の創造者』

今読んでいる本
飯嶋和一『黄金旅風』
松本清張『軍師の境遇』
松本清張『小説帝銀事件』

『悪魔が来りて笛を吹く』のテレビ版の中で、似た事件をやってた気がする。

積ん読
遠山啓『現代数学対話』
坪内稔典『季語集』
堀川哲男『孫文と中国の革命運動』、とても面白かったです。孫文という偉大な革命家の足跡をたどっていくものでした。
う~ん、孫文という人は凄いと思いました。やることなすことほとんど全て失敗しながら、それでもただ前進していくのです。救国ということを掲げて、人民のために革命を起こそうとして決してくじけないところは感心します。しかも自分の考えを本にしたり、喋ったりするだけでなく、それに行動がともなっているところも素晴らしいです。

孫文は、今でこそ中国近代革命の先駆者として、「国父」というような評価を受けていますが、辛亥革命が起こるまでは単なる「口先だけ」とみなされていました。孫大砲(ほら吹き)などとあだなをつけられたこともあったそうです。当時、清帝国を倒してさらに西欧諸外国の侵略をはねのけようと活動するのはそれだけ非現実的な行為だった、ということがよく分かります。しかし、それは最終的には一応実現します。毛沢東ら中国共産党が中華人民共和国という国をつくっていきます(内部にはいろんな問題を抱えたけど)。
う~ん、凄過ぎる、よくそこまでたどりついたなぁ。

今日読んだ本
堀川哲男『孫文と中国の革命運動』

今読んでいる本
飯嶋和一『黄金旅風』

積ん読
遠山啓『現代数学対話』
坪内稔典『季語集』
川端康成の短編集『伊豆の踊り子』(表題作・『伊豆の踊子』、ほか『温泉宿』『叙情歌』『禽獣』収録)、あまり面白いとは思えず我慢しながら読みました。正直そこまで好きではありませんでした。傑作、といわれる理由が分からないです。
このじれったさが良いんだと言われると、まぁその通りかも知れないと思うけど。
爽やかで淡い恋を描いた『伊豆の踊子』は置いといて、そのほかの作品は、エロ・グロがちょっとはいった幻想小説っぽい感じを受けます。なんとも言い難い不気味さみたいなものがある気がする・・・ 全然しつこくはなんだいけど、どこかねっとりしたイメージを受けます。



川端康成と言う人も、老いを安らかに迎えられなかったという点では三島由紀夫らと似ているなぁと感じます。自殺の理由としては、女中さん(だっけ?)に手を出して拒絶されたから、ノーベル賞受賞の重圧に耐えられなかったから、老いを恐れて、とかいろんなことを言われているけど、こんなふうに世界の醜いというか、グロテスクな一面にばかり目を向けて小説を書いていては、辛くなって当然のような気もします。

川端康成の小説のなかには男尊女卑の思想が存在する、と指摘する人もいるけど、そういう一面もあるかも知れないなぁ。指摘されると、随所に無意識な差別意識がけっこう隠れているような気がしてきます(『伊豆の踊り子』だって、秀才・一高生が、差別を受ける漂流民の女の子に優しい目を向けるというはなし)。そういう世の中だったからしかたない、というふうな弁護も成り立つけど。それで良いんだろうか。
同じ時代、アメリカではレイチェル・カーソンが環境問題を訴え、男女平等を身をもってすすめていたのに(レイチェル・カーソンは研究者として優れた実績をあげ、女性への偏見・差別をおしのけていき、積極的にそういうことを訴えた)。

やっぱり、川端康成は好きにはなれなかった、という結論にまとまります・・・


今日読んだ本
川端康成『伊豆の踊り子』

今読んでいる本
飯嶋和一『黄金旅風』
堀川哲男『孫文と中国の革命運動』


積ん読
遠山啓『現代数学対話』
坪内稔典『季語集』
岩波ジュニア新書の最新刊、『社会とどうかかわるか―公共哲学からのヒント』。分かりやすく、社会とつながることを説いていて良いなぁと思いました。個人が自らを犠牲にして社会に奉仕しないといけない社会では、多くの人は幸せになれない。かといってみんなが好き勝手にやって社会に目を向けなくても、多くの人は幸せになれない。中庸をとらないといけない、みたいな感じの意見には賛成です。

この前読んだ『ソクラテスの弁明/クリトン』の主役だったソクラテスのことがちょこっとだけ登場しました。

あと、岩波ジュニア新書の『生活環境主義でいこう!―琵琶湖に恋した知事』を再読していました。
考えてみると、生活環境主義って難しいです。環境保護を盲目的に重視せず、かといって科学を万能のものとしてそれを信奉することもしない。生活している1人ひとりの人間の視点に立ち、その立場から環境保全に取り組んでいこうという立場、だと思うのですが。
う~ん、まずはいろんなことをしっかり考えることが大切だなぁ。
自由の森学園では菜の花プロジェクトということを有志でやっていますが、それは生活環境主義に分類されるのかもなぁ、と思いました。




最近読んだ本
山脇直司『社会とどうかかわるか―公共哲学からのヒント』
嘉田由紀子・語り『生活環境主義でいこう!―琵琶湖に恋した知事』(再読)


今読んでいる本
堀川哲男『孫文と中国の革命運動』
飯嶋和一『黄金旅風』


積ん読
遠山啓『現代数学対話』
坪内稔典『季語集』
川端康成『伊豆の踊り子』
僕は、英語が得意ではないので、いまいち分からないところだらけだったのですが。ロジャー・パルバース『英語で読み解く賢治の世界』を読みました。宮沢賢治の詩とその英訳が載っています。英訳する上で、どうしてそういう表現を選んだのかということにも触れています。
訳者のこだわりはよく分かるのだけど、改めたことでどういう詩の心が表れたのか難しいです。強調するためにこういう表現にした、とかそういう大雑把なところは分かるけど、もっと深い微妙なニュアンスは分からない・・・ 「この文章を読んでみて下さい。英語の音楽的美しさが感じられませんか?」とか言われてもさっぱりです。

読んでいて、英語にすることでかえって宮沢賢治の表現、日本語の表現というものを見つめなおす機会になるのかも知れないなぁと思いました。

英語の文章がたくさんあるので、横書き。普通の文庫とは違って左開きです。

最近読んだ本
ロジャー・パルバース『英語で読み解く賢治の世界』(再読)

今読んでいる本
堀川哲男『孫文と中国の革命運動』
飯嶋和一『黄金旅風』
山脇直司『社会とどうかかわるか―公共哲学からのヒント』


積ん読
遠山啓『現代数学対話』
坪内稔典『季語集』
川端康成『伊豆の踊り子』
ちょっと古いけど。二宮清純『悪漢たちのプロ野球 超個性派ヒーローの系譜』という本を読みました。二宮清純の書いた野球の本です。まだ新庄剛志が日本にやってきたばかりの頃。う~ん、今ではすでに野球界を去った人がけっこう登場します。僕は知らないなぁ・・・ そんな人もいたのか、という感じです。

やっぱり二宮清純の野球の本は面白いです。読み応えがある。



昨日読んだ本
二宮清純『悪漢たちのプロ野球 超個性派ヒーローの系譜』

今読んでいる本
飯嶋和一『黄金旅風』
山脇直司『社会とどうかかわるか―公共哲学からのヒント』
ロジャー・パルバース『英語で読み解く賢治の世界』(再読)


積ん読
遠山啓『現代数学対話』
坪内稔典『季語集』
川端康成『伊豆の踊り子』
『ソクラテスの弁明/クリトン』やっと読み終わりました。かなり薄い本なのに、文章が難解でものすごく時間がかかりました。それにしてもなんでこんなにとっつきにくい文章なんだろう。岩波書店の訳なんだけど。これでは若い人どころか、普通の大人にも読んでもらえないんじゃないか。

まぁまぁ面白かったです。ソクラテスは、そんなことを考えていた人だったんだ。始めて知りました。崇高なるものへの信仰と、国家への服従があって、だけどその上に自由な思想があるのか・・・ ものすごい人だなぁ。現代にだって、こんなに確固とした自分を持つ人はあまりいない気がします。

読み終わった本
プラトン『ソクラテスの弁明/クリトン』

今読んでいる本
飯嶋和一『黄金旅風』
山脇直司『社会とどうかかわるか―公共哲学からのヒント』
ロジャー・パルバース『英語で読み解く賢治の世界』(再読)
二宮清純『悪漢たちのプロ野球 超個性派ヒーローの系譜』


積ん読
遠山啓『現代数学対話』
坪内稔典『季語集』
川端康成『伊豆の踊り子』
『よつばと!』はやっぱり何度読んでも面白いです。不思議です。どうしてここまで面白いのか。よつばの行動が面白いからかなぁ・・・ こんなふうな生活は楽しそうだなぁと思ってしまいます。

杉本亜未『ファンタジウム』は1巻を読んで、あまり面白くないと思っていました。
だけど続きを読んで、裏切られました。かなり面白いです。主人公は、文字が読めないという障害を持つ、マジシャンの少年。大人びている感じが最初はいやだなぁと思っていたのですが、重い物を背負っているんだということがだんだん分かってきて、やっぱりそういうふうな態度になるのもしかたないのかも知れないと思うようになりました。
主人子・長見良、やっぱりかっこ良いなぁと思います。

続きが早く読みたいです。周りで知っている人があまりいないんだけど、お勧めです。


最近読んだマンガ
あずまきよひこ『よつばと! 6』(再読)
杉本亜未『ファンタジウム 2,3』


今読んでいる本
プラトン『ソクラテスの弁明・クリトン』
飯嶋和一『黄金旅風』
山脇直司『社会とどうかかわるか―公共哲学からのヒント』
ロジャー・パルバース『英語で読み解く賢治の世界』(再読)
二宮清純『悪漢たちのプロ野球 超個性派ヒーローの系譜』


積ん読
遠山啓『現代数学対話』
坪内稔典『季語集』
川端康成『伊豆の踊り子』
『いのちをはぐくむ農と食』を読みました。基本的な部分においては、著者の主張(日本農業を復活させないといけない)に全面的に賛成だと感じました。ただし、あまり好きになれないような気になる点がたくさんある・・・

まず、食糧からエネルギーをつくりだすバイオエタノール技術を批判して、その上で水素エネルギーを推薦している部分。べつに水素エネルギーをお奨めするのは悪いことではありません。だけど、水素エネルギーにも多々問題点があるのに、それには触れない。フェアとは思えません。

あと、著者は、肉ばかり食べているから最近の子どもは骨が折れやすいと主張します。だけど、「運動不足」など別の問題を考慮にいれない内にそう結論付けるのは、説得力に欠けるのでは? しかも著者の日記をもとに「昔は、小学校の運動会で骨折者はいなかった」と結論付けられても全く信憑性に欠けます。もととなるデータが正確とはいえない。

そして、1番気になった点。
全体的に上から目線・役人目線みたいなものが目立ちます。日本国を強くするために・日本民族の文化を守るために農と食を立て直す、と著者は主張しているようです。だけど、「お国のために」とかいわれるとかえって不気味です。しかも、全体的に漂う懐古主義的な雰囲気・・・
「昔は良かった」「昔は良かった」と何十度も口走っているようでは、若者の心は掴めないと僕は思うんだけどなぁ。そういう言葉ではなくて、「未来に向けて、日本に住む人たち1人ひとりの健康のために考えていこうよ」という言葉のほうが、信頼されると思うんだけど。

つけ加えると、「日本人は食べ物を粗末にする恐ろしい民族」「天罰が下る」という文章も気になります。書かれていることの意味は分かるし、共感するけど、そういう感情的な文章で煽るのはどうかと思う・・・

最近読んだ本
小泉武夫『いのちをはぐくむ農と食』(再読)

今読んでいる本
プラトン『ソクラテスの弁明・クリトン』
遠山啓『現代数学対話』
飯嶋和一『黄金旅風』
山脇直司『社会とどうかかわるか―公共哲学からのヒント』


積ん読
坪内稔典『季語集』
川端康成『伊豆の踊り子』
やっぱり僕には、山田詠美の小説は読めないと感じました。
読みやすくて分かりやすいけど、好きにはなれないです。
登場人物たちがみんな一辺倒な性格を押し付けられていて、しかも高校生とは思えないような単純な思考回路、そしてヒーローとやられ役がすっきりと決まっている。理解しやすいけど、人間ってこんなに分かりやすいものだろうか、と思ってしまいました。

「勉強できなくったって、もてれば良い」というそういう考え方も良いと思います。
だけど、「もてない奴は損している、救われない」というふうに言うのでは「勉強できない奴はばかだ、救われない」と言う人たちと同じレベルじゃないか、と僕は思うんだけどなぁ。自分の考えに沿って、人を憐れんだり、見下したりするという点に置いては。




最近読んだ本
山田詠美『ぼくは勉強ができない』

今読んでいる本
プラトン『ソクラテスの弁明・クリトン』
遠山啓『現代数学対話』
飯嶋和一『黄金旅風』


積ん読
坪内稔典『季語集』
川端康成『伊豆の踊り子』
『孟子』は、中国の春秋戦国時代の思想家・孟子の生涯を見つめながら、その思想を考察したもの。
孟子は、春秋戦国時代(紀元前)に生きた思想家。孔子が確立した儒教の流れの一端を受け継いだ人です。性善説を訴え、当時活躍していた他の思想家たちと意見を闘わせました。しかし現実においては彼の主張(理想論として退けられた)は容れられず、不遇の生涯を送りました。孤高の人物だったようです。

孟子や、儒者の唱えた、「長者を敬い、父母に尽くし、兄弟と仲良くしよう」という考え方は、支配者の統治のために利用された側面があるというのは近代になってから中国で強く言われたことです。そのため、孔子・孟子をこき下ろす人もいます。
結局、儒者たちの言葉は王・諸侯に向けられた提言でした。民衆を慮ってはいても決して民衆の立場に立った意見ではありませんでした。国家をどう形作るか、という大きなはなしばかりを繰り返しているのだから、所詮は支配階級に属する者とみなされてもしかたありません。

しかしその一方で孟子は、「王は軽いのだ、民が重い」とも言いました。彼は、悪い王様なら倒すべきだ、といって革命を認めた人物なのです。そのため後世、その主張はいろんな人物から排斥されることになります。「忠義」という考えを壊す暴論と叩かれました。『孟子』は焼かれたこともありました。

僕は、理想の国家を作るために言葉で闘った孟子は凄い人だ、と思います。博愛を唱えた墨子の主張ほどは先進的ではなかったとしても、民衆の苦しみを取り払うためにいろんな主張をしたところはかっこ良いなぁと思います。

昨日読んだ本
金谷治『孟子』

今読んでいる本
プラトン『ソクラテスの弁明・クリトン』
遠山啓『現代数学対話』
飯嶋和一『黄金旅風』


積ん読
坪内稔典『季語集』
川端康成『伊豆の踊り子』
『日本絵画のあそび』は、平安時代から江戸時代までのいろんな日本の絵画を紹介し、その面白さを紹介したもの。固くなくて読みやすいです。何メートルもある紙にでかでかしと「達磨」の絵を描いた葛飾北斎、米粒に雁や唐人を描いた坂本文仲。「大」「小」のマジックっていろいろあるんだなぁ。

絵から、花が浮いて見えるように、絵と生け花を組み合わせたという工夫をした人がいたり・・・ 達磨を茶化し、遊女に聖性を見出す人がいた、というはなしも面白い。

章【1.誇張と即興/2.「虚」と「実」のはざま/3.対比の妙/4.「右」「左」をめぐって/5.江戸人のユーモア】


今日読んだ本
榊原悟『日本絵画のあそび』

今読んでいる本
プラトン『ソクラテスの弁明・クリトン』
遠山啓『現代数学対話』
飯嶋和一『黄金旅風』
金谷治『孟子』


積ん読
坪内稔典『季語集』
川端康成『伊豆の踊り子』
最近読んだ本
森博嗣『封印再度』

S&Mシリーズ5作目『封印再度』を読みました。今回も面白かったです。やっぱりさすがだなぁ、森博嗣。哲学的とも言えるような「何か」を推理小説の中にうまく仕込んでいる・・・ 物語の中にでてくるたくさんのセリフが、それぞれ印象的です。

萌絵が血の病気と告白したことで(エイプリルフール・・・)、犀川助教授が精神的に追い詰められ、重大な決断をくだすところにちょっとびっくりしました。おー、5巻目になって急展開だ。続きが早く読みたいです。


今読んでいる本
プラトン『ソクラテスの弁明・クリトン』
遠山啓『現代数学対話』
榊原悟『日本絵画のあそび』


積ん読
坪内稔典『季語集』
飯嶋和一『黄金旅風』
川端康成『伊豆の踊り子』
金谷治『孟子』
舞城王太郎『世界は密室でできている』を読みました。
やっぱり舞城王太郎、期待を裏切る事はないのだけど、想像を絶することもないなぁ。ありえない推理の答えとか、つながってどこまでもきれない文章はさすがだけど、もうだいたい予想の範囲内という感じです。

耐性がついた、ということなのかなぁ。最初、『熊の場所』を読んだときは、なんて凄いんだと感動みたいなものを覚えたんだけどなぁ・・・ それとも今回はぶっ飛びがそれほどでもない、ということなのか。エログロ描写といわれそうなものはほとんどないです。『煙か土か食い物』みたいに、やたらめったらに暴力が飛び出したりはしません。そこらへんにいそうではないけど、ある程度は普通な2人の少年が主人公です。

ルンハバ12が活躍してくれるのが嬉しいです。『煙か土か食い物』ではあっさりと退場してしまって、とても残念でした。今回は大活躍です。次から次へといろんな事件を解いていきます。おー、頭良い、というかぶっ飛んでいるなぁ・・・ よくそんなことが考えられるなぁ・・・

昨日読んだ本
舞城王太郎『世界は密室でできている』

今読んでいる本
プラトン『ソクラテスの弁明・クリトン』
遠山啓『現代数学対話』
小泉武夫『いのちをはぐくむ農と食』(再読)
森博嗣『封印再度』
坪内稔典『季語集』


積ん読
川端康成『伊豆の踊り子』
金谷治『孟子』
杉山登志郎『発達障害の子どもたち』読み終わりました。発達障害というのはいったい何なのか、ということを知ることが出来ました。「障害」って、いろいろあって1くくりにはできないんだなぁ。いろんな段階もあるし。薬を投与するのが治癒に有効なのだ、ということを始めて知りました。

ただ、けっこう難しかったです。専門用語っぽいものがたくさんでてきます。障害児をもった保護者や、学校の教員に向けて書かれたもののようです。

是非、自由の森学園の教員の人たちには読んで欲しい内容だ、と思いました。自由の森学園はとても懐が深くて、いろんな人を受け入れています。だから他の学校よりも、境界知能の人や学習障害の人の割合が多いんじゃないかなぁ。


今日読んた本
杉山登志郎『発達障害の子どもたち』

今読んでいる本
プラトン『ソクラテスの弁明・クリトン』
舞城王太郎『世界は密室でできている』
遠山啓『現代数学対話』
小泉武夫『いのちをはぐくむ農と食』(再読)


積ん読
坪内稔典『季語集』
川端康成『伊豆の踊り子』
金谷治『孟子』
マーク・カーランスキー文・S.D.シンドラー絵『世界を動かした塩の物語』は絵本。藤野千夜『少女怪談』は短い短編がいくつか集まったもの。2つとも、すぐ読み終わるかと思いきや、間に『スカイ・クロラ』『詩的私的ジャック』を読んでいたため、時間がかかってしまいました。

『世界を動かした塩の物語』は、タイトルそのまま塩の物語。どちらかというと西洋視点なのかなぁ、と思いつつ読んでいたら、しっかりと中国では塩に税がかかっていて、それが国を支える基盤の1つだったということ等も書いてあって面白かったです。化学・生物の授業なんかでもときどき塩の化学式とかが登場するけど、僕は塩の歴史に興味があるなぁ、と思いました。

『少女怪談』は「青いスクーター」「ペティの行方」「アキちゃんの傘」「ミミカの不満」などで構成されている短編集。いまどきの女の子の怖くない怪談、らしいです。文の量が少なくて、とにかく読みやすいです。ちょっとはっとさせられるところもありました。タイトルから受けるイメージと、中身はまったく異なります。

なんていうか、生活の中にひそむ女の子のほのかな心の移り変わりをきりとったという感じで。幽霊とかそういうのはでてきません。ものすごく微妙だなぁ。なんていえば良いのだろう。つまらなくはないけど・・・ すっと通り過ぎていく感じで、印象に残らなかったなぁ・・

作者の藤野千夜って人、芥川賞とっているみたいです。どこをどうすれば芥川賞なのか、よく分からない。舞城王太郎はとれなかったのに。芥川賞っていうのが、そもそも何なのかいまいち分からないです・・・ どうして芥川賞と直木賞ばかり、メディアに注目されているんだろう。もっと他にも、面白い賞がいろいろある気がするのに。

今日読んだ本
マーク・カーランスキー文・S.D.シンドラー絵『世界を動かした塩の物語』
藤野千夜『少女怪談』(再読)


今読んでいる本
杉山登志郎『発達障害の子どもたち』
プラトン『ソクラテスの弁明・クリトン』
舞城王太郎『世界は密室でできている』
遠山啓『現代数学対話』
小泉武夫『いのちをはぐくむ農と食』(再読)


積ん読
坪内稔典『季語集』
川端康成『伊豆の踊り子』
金谷治『孟子』
S&Mシリーズ4作目、『詩的私的ジャック』を読みました。やっぱり面白かったです。よくこれだけのアイディアが考え付くなぁ、と感心してしまいます。どこまでも密室が続く・・・ あと、犯人の殺人の理由というのにも驚きました。共感はできないけど、なんとなく納得できるような気がする、という感じです。

歌の通りに人が死ぬ、というのは昔からあるパターンの1つだと思います。アガサ・クリスティ(だっけ)などいろんな人が、マザーグースと殺人をからめた小説を書いています。そのパターンの延長として、この『詩的私的ジャック』がある、と思うんだけど。面白いです。

あと、解説の、「S&Mシリーズ」の分析が面白かったです。フェミニズムとからめて考える、なんてこともできるのか・・・ それにしても10巻目にはなかなか到達しないなぁ。だんだんだれてきます・・ 早く読みきりたい。

そういえば、「ニューヨークの世界貿易センターに勤務している友人」という記述があってどきっとしました。犀川助教授の友達が勤めていた、というのでどうなったか心配です(フィクションの人物を心配するというのも変な話だけど)。9.11テロで崩壊した世界貿易センター。あんな形でぶち壊されるとは、誰にも想像できなかっただろうなぁ。

昨日読んだ本
森博嗣『詩的私的ジャック』

今読んでいる本
藤野千夜『少女怪談』(再読)
金谷治『孟子』
坪内稔典『季語集』
杉山登志郎『発達障害の子どもたち』
プラトン『ソクラテスの弁明・クリトン』
マーク・カーランスキー文・S.D.シンドラー絵『世界を動かした塩の物語』
森博嗣『スカイ・クロラ』を読みました。結局、映画は見にいかなかったので、周りの人が比べているのを見てもなんとも言いようがないのですが。原作はとても面白かったです。詩的、というのか。きれぎれの思考がうまい具合に書かれていました。最後らへんとか、圧巻です。

政府の委託を受け、ショーとして民間会社が戦争をやっている近未来の世界。キルドレという永遠の少年・少女たちが戦闘機に乗って、敵と戦うというストーリーです。だけど、どういう世界なのかという説明や、戦局の説明は、ほとんどありません。主人公の、ぼんやりとした夢の中にいるような視点から全てが語られます。

いろんな謎が少しずつ残ったような感触が・・・ う~んもやもやしたものが残りました。

読んでいて、やっぱり森博嗣の文章だなぁ、と思いました。
最近は森博嗣の本を片端から読んでいます。あと、舞城王太郎も読み尽くそうと、どんどん読んでいます。あとは、いろんな種類の新書をばらばらと読んでいる感じです。

これまで全然読んだ事のない作家が読みたいなぁ、と今考えています。川端康成とか。

最近読んだ本
森博嗣『スカイ・クロラ』

今読んでいる本
藤野千夜『少女怪談』(再読)
金谷治『孟子』
坪内稔典『季語集』
森博嗣『詩的私的ジャック』
杉山登志郎『発達障害の子どもたち』
プラトン『ソクラテスの弁明・クリトン』
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